10問正解達成解答者に対する演出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 03:41 UTC 版)
「アップダウンクイズ」の記事における「10問正解達成解答者に対する演出」の解説
10問正解してゴンドラが頂点に上がるとファンファーレが鳴り、解答者席上(天井)に吊るされていたくす玉が割られて(くす玉は小池時代前期は造花であり、後期は銀色である。西郷時代はくす玉の代わりにゴンドラセット上の天井から丸いランプが点滅しながら)、大量の紙吹雪と風船(色は赤・橙・黄・緑・青・紫の6個、番組開始当初と西郷時代には銀色の紙吹雪のみでゴンドラセット上の天井から降らせるため風船は入っていなかった)が降り、日航で行く「夢のハワイ旅行」と賞金10万円獲得となった。 紙吹雪が降った後、10段目に上がったゴンドラに飛行機のタラップに相当する階段を寄せ、当初はJALの客室乗務員が解答者に「おめでとうございます!」と言いながら、フラワーレイをかけてエスコートした。その際、その階段を客室乗務員が上がり、ゴンドラの扉を開けて、10問正解者を出迎え、専用席でシルエットゲストから副賞の賞金10万円の目録が手渡された(ただし、前半のシルエットゲストがいない時で10問正解を達成した場合は小池が手渡した)。ゴンドラが色分けされてからは、テニスウェアを着たアシスタント(ゴンドラギャルズ)がレイを掛けにいくようになり、専用席で賞金の目録はシルエットゲストの有無に関係なく小池→西郷、そしてJALの客室乗務員が目録と航空バッグを渡す形になった。JALが協賛クレジットを自粛した最末期は、JALの客室乗務員の登場や航空バッグが無くなり、目録のみが西郷より手渡された。階段は主に白で何も描かれていなかったが、「腸捻転解消」前後には「JAL」ロゴと「鶴丸」ロゴが1段ずつ交互に描かれ、また2代目ゴンドラ末期(1982年1月以後)時代は赤い階段になっていた。 小池時代は階段がゴンドラの前に着くと、客室乗務員→ゴンドラギャルズが最上段まで駆け上っていったが、西郷時代はあらかじめ最上段にギャルズが乗ったまま階段を寄せる様になった。 ゴンドラギャルズを採用してからは、階段の下にも4名のギャルズが待機し、10問正解者が下りると拍手をして出迎えた。しかし西郷時代には廃止された。 10問正解達成・ハワイ旅行獲得者の栄誉を称え、BGMに、ハワイアン曲の「ブルー・ハワイ」が流れた。ただし、1979年3月から11月まではオープニングテーマのアレンジ(宇崎竜童作曲)に変更、ゴンドラ色分けから2年間は「珊瑚礁の彼方に」、そして西郷が司会をしてからは「アロハ・オエ」をベースにした独自の曲となった。チャレンジ3・ペアでの西海岸旅行獲得者が出た場合、決定時の音楽と後のBGMが異なっていた。 ハワイ旅行を獲得した解答者のゴンドラには「10問正解・ハワイ旅行」のプレートが掲げられた。ただし、初期はその解答者席の上に吊るされている割られたくす玉が下ろされた。小池末期のゴンドラ以降は、「新V・ロート」のパッケージに準じた緑色のV字型のデザインに変更され、西郷が司会になってからも継承された。なお、このデザインは西郷時代のゴンドラギャルズのTシャツにも用いられていた。チャレンジ1 - 3制では、「V1 ハワイ旅行」「V2 ペアでのハワイ旅行」「V3 ペアでの西海岸旅行」のプレートが掲げられた。また、チャレンジ2・3に挑戦する回答者は予め「チャレンジ2(3)」の名札を回答者席の氏名の下に掲示していた。 ゴンドラから降りてきた解答者は専用席に座るが、この椅子はソファーになっていて横に花が飾られていた。ゴンドラが色分けされてからは、背景にワイキキビーチの写真が描かれたものに変更された。 小池時代では、10問正解達成の瞬間、画面には全くスーパーは出なかったが、西郷時代になって「おめでとう!ハワイ旅行獲得!」、「ペアでのハワイ旅行獲得!」、3週連続10問正解があった時は「ペアでのハワイ アメリカ西海岸旅行獲得!!」という字幕スーパーが出た。
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