5年生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 05:34 UTC 版)
マコト/マコちゃん 声 - 森永理科 あまり頭の良くない少年。しばしば作中でも馬鹿な子供と言われている。その上、原作コミック第48話(単行本第3巻収録)では「Stupid」(「お馬鹿さん」を意味する英語)と文字の入った服を着ているのが確認できる。 基本的に「マコト」、内田と吉野からは「マコトくん」と呼ばれ、マコちゃんのときは基本的に「マコちゃん」と呼ばれている。 南家に訪れた際に、帰宅してきたハルカを見て一目惚れ。その後ハルカと一緒に楽しそうにお菓子作りしていたマコトは、チアキに嫉妬され、以降チアキに南家に呼んでもらえなくなった。その後、カナにそそのかされ女装をした上で、カナの後輩の中学生「マコちゃん」として南家に顔を出すようになった。これにより「マコちゃん」は「マコト」とは全く別人として振舞うことになった。以降、徐々に女装の深みにはまってゆく。なお、チアキには「マコト」の時はぞんざいに扱われているが、「マコちゃん」の時は慕われている。 マコト=マコちゃんと知っているのはカナ・内田・トウマの3人である。このうちトウマに対しては、共に自身の性別を隠している相手が存在するという共通点を持つ仲間として奇妙な連帯感を抱いている。 なお、マコトには姉がおり、その服を女装に使うこともある。 ちなみに、ドラマCDでカナが言ったところによれば56回は「マコちゃん」をやめる(男になる)とマコトは言ったらしく、結局「マコちゃん」のままになることはいつものことだと、カナは述べている。同じくドラマCDでチアキは「マコト」は男らしくなく、対して「マコちゃん」は男らしいと評している。 内田 ユカ(うちだ ユカ) 声 - 喜多村英梨 チアキの友人の女子。素直で明るく、「バカ野郎度50%」の少女。南姓以外で唯一フルネームが判明している。 基本的に「内田」、ハルカからは「内田さん」と呼ばれている。 原作でチアキは一度酔った勢いで内田の下の名前を聞き出したが、結局チアキはこれを覚えておらず、作中では以降も単に「内田」と呼ばれている。またテレビアニメ版では名前は明かされず役名も内田であったが、ドラマCDの役名は内田ユカとなっている。 カナとは仲が良い。このためカナとよく行動を共にするが、周囲に巻き込まれたり振り回されやすい性格で、しばしばそのカナに振り回されている。なお、マコちゃん誕生に関わったひとりでもある。 他人の恋心には敏感で、しばしばチアキの藤岡に対する感情を恋心と捉えている。また自らも「王子様」を信じ、「お姫様」に憧れている。なお、チアキによれば、5年1組の川島君が内田からバレンタインデーにチョコレートを欲しがっているという。他人の恋心には敏感な内田だが、これに内田が気付いているかどうかは不明である。 シュウイチ 声 - 大原桃子 マコトの友人の男子。姉がいる。 基本的に「シュウイチ」と呼ばれている。 目立った特徴が無いことから、チアキに「プレーンヨーグルト」とアダ名をつけられた。ただし、チアキにチアキ側サイドの人間と認められるなど、成績はよい。 吉野(よしの) 声 - 豊崎愛生 チアキの友人の女子で、年の目標に「内田を正しい方向に導く」というくらい内田とは仲がいい。 基本的に「吉野」と呼ばれている。なお、トウマによれば、吉野はチアキから「軟考不惑の吉野嬢」とも呼ばれているという。 いつもにこやかで、周囲からは何を考えているか判らないと評されている。成績は優秀で、勉強を頼られるほどである。たびたびマコちゃん=マコトであることに気が付いているかのような態度を示すなど天然か意図的か分からない一面があり、マコトから恐れられている。カナによれば、吉野はマコちゃん=マコトであると知っていたとしてもマコトがうろたえる姿を見て楽しむために口外したりはしない(いわゆる「吉野ドS説」)という説が最有力だという。特技はフラフープ。内田に何回回せるか聞かれた際に、「永遠にできるよ」とさらりと言ってのけた。 その他の児童 しばしば内田・吉野と共に南家へ訪れるチアキの友人2人は、単行本(ファンブック)ではトウマのクラスの少女Aと少女B、テレビアニメ(第1期)ではチアキのクラスメイト(声 - 辻あゆみ)となっている。なお、この少女Aは(恐らく)赤の他人を「知ってるような知らないような気がしないでもない」と表現し、カナに「すばやく変な空気を作れる、内田より不安なコ」と言われた。
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