鴨川ジムを取り巻く人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:12 UTC 版)
「はじめの一歩の登場人物」の記事における「鴨川ジムを取り巻く人々」の解説
梅沢 正彦(うめざわ まさひこ) 声 - 真殿光昭 演 - 神坂優心(舞台) 一歩の高校の同級生で、彼の応援団長。 高校時代はヤンキーで、竹村(たけむら、声 - 長谷部浩一)、松田(まつだ、声 - 並木伸一)らとつるんで、事あるごとに一歩をいじめていた。当初は一歩がボクシングを始めたのは自分達に対する復讐からだと思っていたが、真摯にボクシングに打ち込む一歩の姿に魅了され、特に藤原との戦いを見たことで一気に見直すようになる。一歩の応援団長となって試合には欠かさず駆けつけるようになる。 高校卒業後は就職したが、上司にどやされるのが嫌で数か月後に会社を退職。以降はかつての夢であった漫画家を目指し、一歩をモデルにしてボクシング漫画を描きたいと、取材と応援を兼ねて「釣り船幕之内」のアルバイトとなる。三年後、本格的に漫画に取り組むために、板垣に後釜を頼んで「釣り船幕之内」を退職した。 一歩がプロボクサーとして活躍するようになってから、かつて一歩をいじめていたことに強い罪悪感を抱くようになり、釣り船幕之内を退職する直前に、一歩と一歩の母が揃っている時に自分の過去を正直に告白しようとした。だが、様子を察した母は告白する前に全てを許し、その後一歩からも親友だと言われ嬉しさのあまり涙していた。 その後、釣り船屋での経験を元に描いた釣り漫画が新人漫画賞で入選し、現在は連載作家のアシスタントをしながら出版社に持ち込みを行っている。話によれば、週刊連載中の『君のいた町』のアシスタントをしているらしく、『別冊少年マガジン』の編集長に気に入られたという。一歩が小島に挑発されたことを知ったときは「いい気になりやがって!」と憤慨していた。 その後もたまに家を訪れた一歩に作画を手伝ってもらっているが、そこで彼のパンチドランカー症状を目の当たりにし、複雑な心境になっている。 生年月日は1973年10月3日(初登場時16歳、高校二年生)、天秤座、血液型AB型。代表作 『マー坊 GET YOU!』(釣りを題材にした読み切り漫画。新人漫画賞入選) 間柴 久美(ましば くみ) 声 - 小林沙苗(第1期 - 『間柴vs木村 死刑執行』、PS3版、『FIGHTING SOULS』)、平田裕香(New Challenger)、林沙織(Rising) 演 - 未来(舞台) 間柴了の妹。初登場時は高校生、のちに看護師。当初は兄を心配して、ボクシングをやることを快く思っていなかった。やがて、一歩と付き合うようになってからは、妹思いの兄の妨害にあうようになる。また、非常識なボクサーやボクシングファンたちに振り回されることも少なくない。 トミ子 声 - 津田匠子 青木の恋人。久美と同じ病院に勤務する先輩看護師で、木村が設定したボクサーと一歩の入院先の看護師との合コンで青木と知り合い、それ以来青木の部屋で同棲している。お世辞にも美人とは言えないが、グラマラスな体形で、知らずに痴漢行為をした鷹村からも「いいおっぱいしてる」と褒められている。性格も非常によく、陰日向に青木を支えて尽くしており、青木の試合を茶化す鷹村や板垣の父を張り飛ばすこともある。青木に対し、普段は甘えながら「まちゃる」と呼んでいる。趣味はタロット占いで、青木によるとよく当たるらしい。 山口 智子(やまぐち ともこ) 声 - 小林優子 女性接骨医。間柴戦で拳を骨折した一歩が、釣り舟幕之内の常連である宮崎教授に紹介されて来院して以来かかりつけとなり、その縁で鴨川ジムのメンバーを診るようにもなった。鴨川ジムの面々が見とれるほどの美貌とプロポーションの持ち主だが、学生時代は「女三四郎」と呼ばれ柔道日本一にもなった柔道の実力者で、また負傷の部位と具合から原因を正確に判断したり、鴨川会長が考案した筋トレの意図を一目で見抜いたりするなど、接骨医としてもかなりの腕利きである。当初は一歩に好意を抱いていたが、最近[いつ?]は鷹村と接点が多く、彼にキスをしたことがある。 生年月日は1966年10月7日(初登場時26歳)、天秤座。モデルは山口香[要出典]。 木村父、木村母 声 - 土師孝也(父)、鳳芳野(母) 木村達也の両親。花屋・木村園芸を経営している。二人とも真面目で穏やかな性格。達也の幼少期、父親の情けない行動(息子が苛めを受けた際に加害者の子の家に抗議に行くがやり込められ、逆に頭を下げてしまった)が達也が非行に走るきっかけとなってしまい、その出来事を悔やんでいた。 猫田 銀八(ねこた ぎんぱち) 声 - 永井一郎(第1期 - Rising第19話)、山寺宏一(Rising第22話 - )、吉野裕行(戦後編) / 宝亀克寿(ゲーム『FIGHTING SOULS』) 鴨川会長の親友で現役時代のライバル。 岡崎照(おかざき てる) 泰平にいじめられていた少年。15歳。一歩と知り合い、鴨川ジムに入れられるもボクシングに興味がない。卓越した画才を持っており、梅沢に「天才だ」と評されている。梅沢を師匠と慕い、自分の境遇を嘆いていたが、一歩に「いじめる方はみんな暇なんだよ」と言われる。その後泰平が起こした暴力事件が元で泰平が一歩に張り倒されたことをきっかけに彼と決別。その際「僕は暇じゃない」と胸を張れるようになった。
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