魔宮家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/15 01:37 UTC 版)
魔法界でもトップクラスの大富豪たる名家の一族。六人の賢者の一人アスネの血筋を現代に伝える末裔。 魔宮みちる(まみや みちる) 声 - 桑谷夏子 あゆみの妹で、魔宮本家継承者の座をめぐって彼女と争っている。眼力だけで一般の魔法使い100人分の魔力を出せるほどの力を持つ魔法使いであり、呪いがかかってしまったあゆみを小馬鹿にしている。一方で家名に相応しい人間たらんとして、必要以上に「一流の存在」である事やその証を立てることにこだわる側面を持つ。そのため、そうした事に頓着しない(魔宮家の人間にしては)自由な精神を持つあゆみに対しての羨望も持っており、姉に対しては一種の愛憎入り混じる複雑な感情を抱いている。 アニメ版ではアシュリー(後述)の役割を兼任し、春生の中の魔王の力を狙って暗躍する。 魔宮あすみ(まみや あすみ) 声 - ゆかな(ドラマCD版のみ) あゆみとみちるの母親。魔宮本家第537代当主。以前に若返りの魔法を失敗した事が原因で、普段は幼女の姿で過ごしている。満月の夜に月の魔力を得ることで最盛期の若々しい姿に戻ることができる。本家継承権に関しては比較的あゆみの味方であるが(強烈な被害が出ない限りにおいては)事物を混ぜっ返して楽しむことも好む困ったヒトでもある。 本気で怒ると凄まじく恐ろしいらしく、あすみが「本気」を見せた時にはあゆみとみちるですら普段の愛憎入り混じる感情を収めて喧嘩をやめてしまう。そのため、みちるは「本気になった母」を子どもの頃から何よりも恐れている。(あゆみも本気になったあすみを恐れはするが、その闊達な精神構造からか、みちるよりもその度合いは低い) 杏樹リカ(あんじゅ リカ) 声 - 井ノ上奈々 魔宮家に仕える魔動人形で、あゆみのサポートのために吉川家へと派遣されてきたメイド。冗談が通じないほど生真面目でクールな性格。だがそんなキャラでも、この作品世界では容赦なく殴り倒される場面がある。あゆみの父親の指示で動いており、真意が読み取れない部分がある。メリッサの屋敷には彼女にそっくりの魔動人形が大量にある。彼女の核(コア)は体の中にあり、本来は破壊されると機能停止するのだが、彼女の物だけは自動修復能力を備えている。六人の賢者の一人であるアンジェリカが作った究極の魔動人形であり、その深層意識には造物主であるアンジェリカの記憶と魔力の大半が移されている。 アシュリー あゆみの幼馴染。魔宮の分家であるヴァレンタイン家の継承候補者。「完全魔法」により操られ、鏡に封印されていた「完全魔法」の大半を解き放ち、取り込んだ。魔法省特殊部隊を裏で操り、春生を捕まえ完全な「完全魔法」の復活を目指していた。「完全魔法」の片割れである春生を取り込み、完全なる復活と思ったが、「とある事」により、正気を取戻す。その後は春生達と共闘し「完全魔法」の消滅を目指す。
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