霧島神宮
名称: | 霧島神宮 |
ふりがな: | きりしまじんぐう |
名称(棟): | 本殿・幣殿・拝殿 |
名称(ふりがな): | ほんでん、へいでん、はいでん |
番号: | 2219 |
種別1: | 近世以前/神社 |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
指定年月日: | 1989.05.19(平成1.05.19) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
代表都道府県: | 鹿児島県 |
都道府県: | 鹿児島県霧島市霧島田口 |
所有者名: | |
指定基準: | |
管理団体名: | |
管理団体住所: | |
管理団体指定年月日: | |
構造形式: | 本殿 桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、向拝一間 幣殿 桁行二間、梁間三間、一重、両下造 拝殿 桁行七間、梁間三間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、向拝一間 総銅板葺 |
時代区分: | 江戸中期 |
年代: | 正徳5(1715) |
解説文: | 霧島神宮は霧島山の中腹の傾斜地に鎮座し、高千穂山頂に向かって社殿が配置されている。現在の社殿は鹿児島藩主によって、正徳五年に復興されたものである。 本殿・弊殿・拝殿は大規模な複合社殿で、登廊下で達する一段高いところにあり、登廊下の下に勅使殿が建ち、この前方両側に門守神社が配置される。また登廊下の途中から西に廊下が出て、神饌所につながっている。 本殿は正面五間、側面四間、入母屋造で、正面に一間の向拝をもつ大規模な建物で、組物や各所に用いられた彫刻には極彩色を施し、また小壁や天井に絵を描き、柱等軸部は漆塗とする。また向拝柱には龍の彫刻を施している。拝殿は入母屋造で、正面に千鳥破風、向拝一間をつけ、極彩色、漆塗としている。勅使殿は方一間、入母屋造で正面に唐破風造の向拝をつけるなど派手な意匠によっている。 本殿・弊殿・拝殿、登廊下、勅使殿など同時期の建築が群を構成している。各建物は極彩色、漆塗・朱塗などとし、彫刻や絵画などで装飾した豪華な表現をしており、建物の質がよく、保存状況もよい。また各建物にみられる彫刻や絵様には時代の先取りの傾向が強くみとめられ、また本殿向拝柱の龍の彫刻の手法などに地方色がみられ、鹿児島地方の代表的な近世社寺建築である。 |
重要文化財のほかの用語一覧
近世以前(神社): | 雄山神社前立社壇本殿 雙栗神社本殿 雷電神社末社八幡宮稲荷神社社殿 霧島神宮 鞆淵八幡神社本殿 須波阿須疑神社本殿 風浪神社本殿 |
霧島神宮
神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。
霧島神宮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 13:27 UTC 版)
霧島神宮(きりしまじんぐう)は鹿児島県霧島市霧島田口にある神社。延喜式内社の論社であり、旧社格は官幣大社[1]。
- ^ 霧島神宮 - 鹿児島県神社庁 2012年2月27日
- ^ ご由緒(公式サイト)。
- ^ a b c d e 『角川日本地名大辞典46鹿児島県』角川書店、3月8日 1983。
- ^ 『ふるさとのお社 鹿児島県神社誌』鹿児島県神道青年会、4月30日 1995。
- ^ 『新装普及版 神社辞典』東京堂出版、9月25日 1997。
- ^ 坂本龍馬『手紙−慶応二年十二月四日 坂本乙女あて−』:新字旧仮名 - 青空文庫
- ^ 令和4年2月9日文部科学省告示第9号。
- ^ 霧島町郷土誌編集委員会編 『霧島町郷土誌』 霧島町、1992年。
- ^ “(12) 霧島神宮”. NHK (2022年9月25日). 2022年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月25日閲覧。
[続きの解説]
霧島神宮と同じ種類の言葉
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