阿波の土柱
名称: | 阿波の土柱 |
ふりがな: | あわのどちゅう |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 徳島県 |
市区町村: | 阿波市北山・桜ノ岡 |
管理団体: | 阿波市(昭9・12・13) |
指定年月日: | 1934.05.01(昭和9.05.01) |
指定基準: | 地9 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 阿讃山脈ノ南麓ニ發逹セル古キ大扇状地ヲ刻メル侵蝕谷ノ急斜面ニ生シタルモノニシテ無數ノ小雨谷ノ間ニ介スクタ部分ガ殘リテ或ハ柱ノ如ク或ハ筍ノ如ク或ハ屏風ノ如キ奇形ヲ呈スルニ至リタルモノナリ正面ヨリ之ヲ視ルトキハ恰モ數多ノ土柱カ相隣シテ林立セルカ如ク有名ナル瑞西チロールノ土柱ニ髣髴タリ 土柱ハ概ネ頂部ニ巨大ナル角礫ヲ交フル砂礫層ノ一部ヲ戴キ下部ハ砂礫質粘土ヨリ成ル土柱ノ最モ大ナルモノヲ大天柱ト云ヒ高サ一八メートル周囲一五メートルニ及ヘリ雨蝕ニヨル奇形地貌ノ最モ著シキモノナリ |
天然記念物: | 阿値賀島 阿寺の七滝 阿弥陀スギ 阿波の土柱 阿蘇北向谷原始林 阿豆佐和気神社の大クス 陸前江ノ島のウミネコおよびウトウ繁殖地 |
阿波の土柱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 04:10 UTC 版)
阿波の土柱(あわのどちゅう)は、徳島県阿波市阿波町桜ノ岡に存在する土柱(.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度5分34秒 東経134度12分26秒 / 北緯34.09278度 東経134.20722度 / 34.09278; 134.20722 (阿波の土柱))。1934年(昭和9年)5月1日に国の天然記念物に指定された。日本の地質百選、四国八十八景、とくしま88景に選定。 阿波の土柱は800年に発見されたとの記録がある。吉野川によって作られた砂礫層が侵食されて出来たものである。この段丘礫層は、約130万年前にこの地が吉野川の川底であったときにできたものである。最も大きいものは波濤嶽(はとうがたけ)と名付けられ高さ10m前後の柱が南北約90m、東西約50mの範囲に多数立っている。 付近一帯は土柱高越県立自然公園に指定されている。
※この「阿波の土柱」の解説は、「土柱」の解説の一部です。
「阿波の土柱」を含む「土柱」の記事については、「土柱」の概要を参照ください。
- 阿波の土柱のページへのリンク