銭形平次とは? わかりやすく解説

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ぜにがた‐へいじ【銭形平次】

読み方:ぜにがたへいじ

野村胡堂小説銭形平次捕物控」の主人公江戸目明かしで、投げ銭が得意。


銭形平次捕物控

(銭形平次 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/05 15:02 UTC 版)

銭形平次捕物控』(ぜにがたへいじ とりものひかえ)は、野村胡堂による小説、またこの小説を基にした映画テレビ時代劇舞台作品翻案作品ではタイトルを単に『銭形平次』とするものもある。




「銭形平次捕物控」の続きの解説一覧

銭形平次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 05:34 UTC 版)

投げ銭」の記事における「銭形平次」の解説

日本では野村胡堂による1931年昭和6年初出小説テレビ時代劇定番にもなった『銭形平次捕物控』で、主人公である江戸目明かし岡っ引平次通称:銭形平次)が繰り出す必殺技としての投げ銭」が有名であった。これは、逃げようとしたり歯向かってきたり人質殺そうとしたりする敵の動き見定め平次が、十手格好よく構えつつ、当時庶民であれば誰でも紐を通して持ち歩いていたであろう四文銭寛永通寳真鍮四文銭)の1枚素早く取り出し(この場合に使う分を10程、留め結び付きの紐に通してある)、相手の頭や手元などに投げ付け機先を制するというものである重さ5グラムなので、石礫並み威力がある)。テレビ時代劇主題歌(唄:舟木一夫)でも「今日決めて今日決めての 銭がとぶ」と歌っている。なお、二代目大川橋蔵平次演じたシリーズでは、投げ銭使い手が敵(浪人)としても登場し平次追い詰める野村胡堂随筆集胡堂百話』(1959年昭和34年〉刊)の「銭形平次誕生(2)」には、「普通の一文銭なら軽すぎるが、徳川中期から出た四文銭裏面に波の模様のあるいわゆる波銭ならば、目方といい、手ごたえといい、素人の私が投げてみても、これならば相手戦闘力一時的に完封できそうである」との記述がある。なお、作中では描かれないが、岡っ引というのは大変に薄給で、事後回収叶わない場合も多いであろう投げ銭は、相当に痛い出費繋がったことが推定できる。「わずか4文ばかり」の出費と言うのは収支無視した見方であって後述するファイナルファンタジーシリーズにも通じる話であるが、身を切るような痛さ引き換えにした大技というのが、経済面から見た場合実態である。

※この「銭形平次」の解説は、「投げ銭」の解説の一部です。
「銭形平次」を含む「投げ銭」の記事については、「投げ銭」の概要を参照ください。


銭形平次

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