通知センター
【英】Notification Center
通知センターとは、AppleがiOS 5に導入した、通知や更新情報を一元的に管理する機能のことである。
通知センターでは、端末内のあらゆるアプリが発信する更新情報やお知らせを、集約して管理することができる。例えば、電子メールやiMessageの新着受信、電話の不在着信、カレンダーのイベント、SNSの友達リクエスト、購読しているニュースの最新記事、株価情報、天気、といった情報を、統一された形式で扱うことができる。
通知センターは2011年10月にiOS 5と共に発表され、iPhone 4Sにはじめて組み込まれた。2012年2月に発表された「Mac OS X Mountain Lion」では、Message、Game Centerなどと共に通知センターがMacに移植されることが発表されている。
参照リンク
通知センター - (iPone)
iPhone: | True Toneフラッシュ Touch ID TrueDepthカメラ 通知センター ユニバーサルアプリ |
モバイルアプリ: | アプリDe統計 アルキキ |
通知センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/15 20:53 UTC 版)
開発元 | Apple |
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初版 | 2011年10月12日iOS 5の発表と同時) | (
最新版 | iOS 6.0.1 / 2012年11月1日 |
最新評価版 | iOS 6.1 Beta 1 / 2012年11月1日 |
対応OS | iOS 5.1.1以降 OS X 10.8以降 |
サポート状況 | サポート中 |
ライセンス | プロプライエタリ、EULA |
公式サイト | www |
通知センター(つうちセンター、Notification Center)は、アプリケーションからのアラートを簡単に表示する、iOS[1]及びmacOS[2]におけるソフトウェア。ユーザが指定された操作を行うまで通知を表示する。また、ユーザは通知の表示方法を指定することが出来る。2011年の10月のiOSの発表に伴いiPhone及びiPadで、2012年の7月からOS X Mountain Lionで実装され、サポートを開始した。
機能
通知センターはプッシュ・ローカル通知を取り扱う過去のシステムを置き換える形でiOS 5と共にリリースされた。アラートでユーザーに中断させる代わりに通知センターがスクリーン最上部にバナーとして表示される。これによりユーザーはデバイスの使用を継続でき通知センターは一定時間後に表示されなくなる。全ての過去通知は通知センターで収集され、iOSでは設定バーをドラッグダウンしてパネルを表示、macOSでは通知センターボタンをクリック(もしくはトラックパッドのジェスチャーで右から左へスワイプ)することで表示できる。パネルに蓄積している通知をユーザーが選択することで最初に通知を作成したアプリケーションにリダイレクトし、読んだアラートをマークする。一度読んだ通知はパネルから除去される。また個別のアラートを削除や特定アプリケーションからのを全拒否で通知を読まずに除去することもできる。iOSデバイスのロック時に新たな通知がロック画面に出た場合、ユーザーは該当するアプリケーションのアイコンを通知にそって左から右へスワイプできる。
iPhoneやiPod touchでの通知センターでは天気や株価のウィジェットが含まれており、天気はユーザーの現在位置に合わせて、株価は株価アプリケーションの表示を設定した上で表示される。しかしiPadやmacOSにはこれらの機能には対応していない。macOSにおいては任意でTwitterボタンを表示することができ、通知センターから直接的にツイートすることができる。この機能はiOS 6でもFacebookボタンと共に実装される[3]。
Appleが提供するプッシュ通知システムやローカル通知を使用するいくつかのアプリケーションも通知センターを使用出来る[4]。macOSのアプリケーションではMac App Storeからダウンロードした場合にのみ使用出来る。ユーザーは通知センターに表示させたいものをカスタマイズすることができるので、スクリーン上でセンターに表示させない対応アプリケーションを選んだり、アラートを送信させることも可能である。macOSのユーザーはまた1日アラートやバナーを無効にでき、通知を止めスクリーン表示を中断させることもできるが、一部の通知はそれでも送信され通知センターパネルに表示される。この機能はiOS 6に組み込まれ、バナー下に「Do Not Disturb」と表示される[5]。
関連項目
脚注
- ^ “iOS 5: Notifications and Notification Center — Apple News, Tips and Reviews”. Gigaom.com. 2011年10月14日閲覧。
- ^ “Apple- OS X Mountain Lion”. Apple. 2012年7月31日閲覧。
- ^ New in iOS 6: update Twitter and Facebook from Notification Center, iDownloadblog, (2012-06-11) 2012年7月31日閲覧。
- ^ Use iOS 5's Notification Center, ITworld, (2011-10-10) 2011年10月14日閲覧。
- ^ OS X Mountain Lion features coming in iOS 6, 9to5 Mac, (2012-06-04) 2012年7月31日閲覧。
通知センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:33 UTC 版)
通知センターのユーザインタフェースが新しくなり、アイコンが大きく表示される仕様になった。新たに「通知要約」機能が追加され、特定の時間に緊急性がない通知をまとめて表示することができる。
※この「通知センター」の解説は、「iOS 15」の解説の一部です。
「通知センター」を含む「iOS 15」の記事については、「iOS 15」の概要を参照ください。
通知センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 08:19 UTC 版)
「OS X Mountain Lion」の記事における「通知センター」の解説
メールやカレンダーやメッセージなど、新着情報が届いた場合、通知される。
※この「通知センター」の解説は、「OS X Mountain Lion」の解説の一部です。
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通知センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 03:57 UTC 版)
「macOS Big Sur」の記事における「通知センター」の解説
アプリケーションからの通知を集約して表示する通知センターには、通知のグループ化や通知上での操作が追加された。また、iOS14で採用されたウィジェットが導入され、大きさや配置の自由度が増した。Mac App Storeで通知センター用のウィジェットが検索できるようになった。
※この「通知センター」の解説は、「macOS Big Sur」の解説の一部です。
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通知センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 14:02 UTC 版)
以前までは、通知がダイアログボックスとして画面上に表示され、作業内容が中断されていた。iOS 5では、通知機能が刷新され、画面上部に一時的なバナーが表示されるようになった。最近の通知には、画面上部を下に引っ張ることで「通知センター」を表示させることも可能である。旧来の通知システムを好む利用者は、設定Appから変更できる仕様になっている。
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