超感覚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 08:24 UTC 版)
超感覚的知覚。ESP(Extra Sensory Perception)と表記されることも。霊感・テレパシー・第六感・予知・過去視など、通常見たり感じたり出来ないものを察知する能力。 接触感応能力(サイコメトリー) 体表面を接触させることにより、人間や物体から過去や現在の情報を読み取ることができる。読み取る内容は状況によって異なるため必ずしも万能ではない。道具などを触れば、その使い方も分かり完璧に使いこなせる。銃に触れれば弾丸の軌道も分かる。そして動きや考えを読み取ることで、近接格闘も有利に出来る。ただし同じ精神感応系超能力者や、自制心等精神的プロテクトの強い人には多少能力が効き辛い。 対象物体と体表面が間接的にでも接触していれば能力の対象になる。衣服越しでも「人物」を対象に、壁などを挟んでもその室内などを対象に能力を使える。また、風など実体のない物も対象になる。 透視能力(クレヤボヤンス) 物影を見通す能力。ポケットの中身から心臓などの臓器まで、前方以外の360度も透視、視認できる。 遠隔透視能力(リモートネスクレヤボヤンス) 透視能力(クレヤボヤンス)よりもさらに遠くの物影を見通す能力。力が強ければ数百キロ範囲でも見通すことが可能。 予知能力(プレコグ) 未来を予知する能力。比較的数の多いESPだが、高い超度が出にくい能力でもある。そのためバベルでは数十人の予知能力者の予知を統合し、ひとつの予知として扱う特殊な機械を使い、予知の精度を高めている。 精神感応能力(テレパシー) 他人の思考を読んだり自分の思考を相手に送ったりする能力。思考だけでなく、他人の視覚イメージを他者に送ることも出来る。他者同士の思考を中継することで、意思伝達の手間を大幅に省ける。高レベルのテレパスの中には、他人の超能力を一時的、または半永久的に自分の物として操ることのできる者も存在する。 催眠能力(ヒュプノ) テレパシーで他人の脳の化学物質をイメージどおりに変化させ、暗示をかける能力。相手の望まない暗示やイメージを与えようとすると、強力な念力が必要な上短時間しか効果が持続しない。そのため、長期に渡って効果を持続させようとする時には相手の思考を自分の考えに誘導しようとする。 変身能力や幻覚、幻惑能力もヒュプノに分類される。強いものになると視覚だけでなく、痛覚などの身体的感覚も相手の精神に与えることができるため、殺すことも可能。
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