貴陽【キヨウ】(果樹)
登録番号 | 第4894号 | |
登録年月日 | 1996年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | すもも | |
登録品種の名称及びその読み | 貴陽 よみ:キヨウ | |
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 高石鷹雄 | |
品種登録者の住所 | 山梨県中巨摩郡甲西町湯沢907番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高石鷹雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「太陽」の花粉親不明の交雑実生から選抜したもので,果実の外観が円,大果(200g程度)で果皮が紅色,果肉が淡黄色で,育成地(山梨県中巨摩郡甲西町)において7月下旬に成熟する中生種である。 樹姿は中間,樹の大きさは大,樹勢は強である。枝梢の太さは中,節間長は長,色は灰褐である。花芽の先端は鋭である。成葉葉身の形は楕円,葉の大きさは中,色は緑,蜜腺の形は腎である。花形は一重,花の大きさは大,花弁の形は長楕円,大きさは中,色は白,数は中,雌ずいの数は1,健否は健全,色は黄,花粉の多少は中,がく筒内壁の色は黄緑,形は鐘,花柄の長さは中である。果実の外観は円,果頂部の形はやや凹,大きさは極大(200g程度),果皮の地色は緑黄,着色は紅,着色の濃さはやや濃,着色の形は全面,果粉の多少は中である。果肉の色は淡黄,果肉の硬さは中,粗密は密,果汁の多少及び甘味は多,酸味は少,渋味及び苦味は無,香気はかなり少である。核の形は楕円,大きさは中,核と果肉の粘離は離,核の色は淡黄褐,紋様は網状である。開花期は早,落葉期は中,成熟期は中(満開後96~ 119日)で,育成地において7月下旬,自家結実性は無,果実の着色の難易は易,生理落果の多少及び裂果は少である。 「太陽」と比較して,果実の外観が円であること,果頂部の形がやや凹むこと,果実が大きいこと,成熟期が早いこと等で,「パルル」と比較して,果実の外観が円であること,核と果肉の粘離が離であること,核面の粗滑が滑らかであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者が昭和52年に「太陽」の花粉親不明の交雑実生の中から選抜したもので,59年から高接ぎを行い安定性を確認するとともに特性の確認を行って平成4年に育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「貴峰」であった。 |
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