見附まつり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:57 UTC 版)
見附まつりは毎年7月後半に開催され、市民の夏の風物詩となっている。商店街を通行止めにし、見附民謡や見附音頭の大民謡流し、樽ばやし、山車、花火大会などが催される。なお、樽ばやしは、県内の祭りで唯一行われている催しであるため、見附まつりの名物となっている。また、多くの露店が道に並び、例年たくさんの人々で賑わっている。 花火大会のメーン打揚業者は新潟煙火工業(株)であり、2007年の花火大会では、2005年より長岡大花火大会において打ち上げられている7.13水害・新潟県中越地震・豪雪の3つの自然災害からの復興を願う復興祈願花火「フェニックス」が、ゆずの「栄光の架橋」に合わせて3分間以上に亘って打ち上げられ、多くの人々を魅了させた。また、「見附夏コレクション」と題した全国有名花火師によるデザイン花火も打ち上げられた。主な花火師は、秋田県で行われる「第80回全国花火競技大会(平成18年)」で、内閣総理大臣賞(最高賞)を受賞した紅屋青木煙火店(長野県)、準優勝の北日本花火工業(秋田県)、菊屋小幡花火店(群馬県)、太陽堂田村煙火店(長野県)、伊那火工堀内煙火店(長野県)などであり、優秀な成績を収めた花火師10人がデザインしたため、見附市でしか見られないものとなった。 見附夏コレクション 2008・2009 製造業者2008 玉名2009 玉名出雲崎煙火工業(新潟県出雲崎町) 昇り曲導付花風車 昇り曲導付花風車 山﨑煙火製造所(茨城県つくば市) 椰子八重芯引冠先銀点滅 夢の観覧車 篠原煙火店(長野県須坂市) 夏はやっぱりひまわりの花 花時計 菊屋小幡花火店(群馬県榛名町) 昇り曲付八重芯変化菊 昇曲導付八重芯変化菊 太陽堂田村煙火店(長野県茅野市) 昇り雄花ヤシ葉芯銀千輪菊 昇り雄花付き花に群蝶 山内煙火店(山梨県笛吹市) 昇り曲導付八重千華芯千華菊 冬の華 管野煙火店(福島県川俣町) 昇り曲付銀芯彩色千輪菊 昇り曲付紅椰子黄金点滅千輪菊 伊那火工堀内煙火店(長野県上伊那郡) 八重芯虹色瞬きの牡丹 朱鷺よ 見附の大空へ 北日本花火興業(秋田県大仙市) 昇り曲導付芯入土星千輪 昇り分砲付芯入土星千輪 紅屋青木煙火店(長野県長野市) 昇り曲付八重芯変化菊 昇り曲付万華鏡芯菊先点滅
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