じゃやなぎ【蛇柳】
じゃやなぎ (蛇柳)
●わが国の固有種で、本州から四国・九州に分布しています。河岸などの湿地に生え、高さは5~10メートルになります。樹皮は灰褐色で、縦に深い割れ目が入ります。葉は狭楕円形で、縁には鋭い鋸歯があり互生します。葉身の基部に近いところに最大幅があり、裏面は粉白色です。雌雄異株ですが、わが国では雌株だけしか見つかっていません。3月ごろ、葉の展開と同時に花を開きます。枝がきわめて折れやすいので、この枝から増殖するものと考えられています。別名で「オオシロヤナギ(大白柳)」とも呼ばれます。
●ヤナギ科ヤナギ属の落葉小高木で、学名は Salix eriocarpa。英名はありません。
蛇柳
蛇柳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/30 23:25 UTC 版)
『蛇柳』(じゃやなぎ)とは、歌舞伎十八番のひとつ。
- ^ 「蛇柳 じややなぎ」「十八番之内六」「金剛空海」「須宝僧都」 演劇博物館浮世絵閲覧システム
- ^ 雑誌『演劇界』2013年10月号。市川海老蔵 第一回自主公演 『ABKAI―えびかい―』( 東急bunkamuraオフィシャル・サイト)。
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