菎蒻

デジタル大辞泉

こん‐にゃく【^×蒟^×蒻／^×菎^×蒻】

読み方：こんにゃく

１ サトイモ科の多年草。地下茎は大きい扁球(へんきゅう)形で、高さ約1メートルの葉を1枚伸ばす。葉は二股状に分かれ、さらに不規則に裂けている。葉の出ない年の初夏、高さ約1メートルの花茎を伸ばし、仏炎苞(ぶつえんほう)をもつ花をつける。インドシナの原産で、古くから栽培。こにゃく。《季 花＝夏》「—の咲く薬園のきつねあめ／蛇笏」

２ 1の地下茎を粉にしたものを水で練り、石灰液を加え、ゆでて固まらせた食品。成分のほとんどは水分で、グルコマンナンを含む。

コンニャクの畑

コンニャクの花

コンニャクの球茎

難読語辞典

菎蒻

読み方：コンニャク（ｋｏｎｎｙａｋｕ）

サトイモ科の多年生作物

植物名辞典

菎蒻

読み方：コンニャク（ｋｏｎｎｙａｋｕ）

サトイモ科の多年草、園芸植物、薬用植物

学名 Amorphophallus konjac

隠語大辞典

菎蒻

読み方：こんにゃく

1. 蒲団ノコトヲ云フ。〔第四類　衣服之部・京都府〕
2. 蒲団ノコトヲ云フ。〔第四類　衣服之部・大阪府〕
3. 蒲団ノコトヲ云フ。〔第四類　衣服之部・北海道庁〕
4. 布団。〔第七類　雑纂〕
5. 蒲団。
6. 蒲団を云ふ。「かくらん、かくびら」等に同意。

分類 ルンペン／大阪、京都府、北海道庁、大阪府

菎蒻

読み方：こんにゃく

1. 舌ノコトヲ云フ。〔第六類　人身之部・大阪府〕
2. 舌ノコトヲ云フ。〔第六類　人身之部・三重県〕
3. 舌ノコトヲ云フ。〔第六類　人身之部・静岡県〕
4. 舌ノコトヲ云フ。〔第六類　人身之部・島根県〕
5. 舌ノコトヲ云フ。総テ舌ハタンカト云フ。新平民カ牛馬ヲ殺シタルトキ其舌ヲ食スルヲ（カンカ）（※ママ）ヲ喰フト云フ。又能〓舌スルモノヲダンカ（※ママ）ヲバラスト云フ。〔第六類　人身之部・福岡県〕
6. 舌を云ふ。

分類 三重県、大阪府、島根県、福岡県、静岡県

菎蒻

読み方：こんにゃく

1. 失踪行衛不明－〔山形地方〕。〔第四類　言語動作〕
2. 失踪、行方不明。〔山形県〕

分類 山形地方、山形県

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ウィキペディア

コンニャク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/26 17:28 UTC 版)

コンニャク（蒟蒻、菎蒻、学名：Amorphophallus konjac）は、サトイモ科の植物、あるいはその球茎から製造される食品である。以下、本項では植物としてのコンニャクを表記する場合は「コンニャク」、食品などの加工品としてのコンニャクを表記する場合は「蒟蒻」として区別する。

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「菎蒻」の例文・使い方・用例・文例

• 煮ても焼いても食えない奴だ、酢でも菎蒻でも食えない奴だ
• 菎蒻という食品