自殺事件後の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 21:28 UTC 版)
「滝川高校いじめ自殺事件」の記事における「自殺事件後の状況」の解説
自殺が起こった直後、学校側は兵庫県にいじめはないとの報告をしていた。一方、自殺後の1か月間で自殺した生徒のクラスメートから聞き取り調査を行っていた。その結果、金銭の要求や使い走りの強要を学校側は把握した。しかし、「いじめられていた」との証言がないことから、「命令だったり本気の要求ではない」とした。 その後、同年9月17日にはフットサル仲間だった西宮市在住の同級生の少年が恐喝未遂容疑で逮捕された。 加害生徒逮捕後の9月21日に記者会見を講堂で行い、学校長は生徒の逮捕翌日から約40人に聞き取り調査を行ったこと、メールでの現金の要求にほかに3人の生徒が関わっていたこと、前年の夏以降は複数回にわたり教室の机の上や机の中に紙粘土を入れられるなどの継続的な嫌がらせがあったこと、インターネット上のいわゆる「学校裏サイト」にて中傷行為を受けていたこと、金銭の要求や、使い走りの強要などがあったことを報告し、これまでの「いじめはなかった」と繰り返していた姿勢から一転し、「いじめはあったと判断する」と述べた。また、学外の有識者を入れたいじめ防止委員会の設置や、いじめのサインを見逃さない対策、ホームルームの充実によりいじめの再発防止を図ることにも言及した。 また、「学校裏サイト」には裸の写真を載せられたり、住所や電話番号などの個人情報が掲載されたりしたという。その後、9月25日に2人が逮捕され、10月29日にも1人が逮捕された。なお、逮捕された4人すべてに対し、神戸地検は「少年院送致が相当」とする意見書を付けている。
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自殺事件後の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/07 00:10 UTC 版)
「丸子実業高校バレーボール部員自殺事件」の記事における「自殺事件後の状況」の解説
学校側は「いじめと認識していない」という立場をとった。またバレーボール部の保護者会は自殺事件直後の2005年12月8日に記者会見を開き、「いじめられた側がそう思うのであれば認めなければならない」とは発言したものの、全体としては生徒へのいじめはなかったとの見解を示した。バレーボール部関係者らは生徒の遺書に書かれていた、「お母さんがねたので死にます」の筆跡に着目。「ねた」(寝た)という字が「やだ」(嫌だ)と読めるのではないかと疑問を呈した。実際、生徒が住んでいた佐久地方では、「やだかった」「やだから」といった言い方を多用し、事実、生徒自身が綴ったと思われるメモには、「やだかった」という言葉が何回も登場していた。そのため保護者会は「生徒の母親が、暴言の電話やファックスなどで自分たちを中傷した」と見解を示した。
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