緑綬褒章とは? わかりやすく解説

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りょくじゅ‐ほうしょう〔‐ホウシヤウ〕【緑×綬褒章】

読み方:りょくじゅほうしょう

徳行優れた者に授与される褒章。綬(リボン)は緑色明治14年(1881)制定


褒章

我が国の褒章の種類


褒章(Medals of Honour

 明治14年に紅綬、緑綬、綬の各褒章が制定され大正7年に紺綬、昭和30年に黄綬、紫綬の各褒章が制定されました。褒章のデザインは、「褒章」の二字桜の花飾った円形メダルで、綬の色(紅、緑、黄、紫、、紺)により区分されます。

紅綬褒章
Medal with Red Ribbon
紅綬褒章

※ 左は略綬

緑綬褒章
Medal with Green Ribbon
緑綬褒章

※ 左は略綬

黄綬褒章
Medal with Yellow Ribbon
黄綬褒章

※ 左は略綬

紫綬褒章
Medal with Purple Ribbon
紫綬褒章

※ 左は略綬

藍綬褒章
Medal with Blue Ribbon
藍綬褒章

※ 左は略綬

紺綬褒章
Medal with Dark Blue Ribbon
紺綬褒章

※ 左は略綬

飾版(銀)
Silver Bar
飾版(銀)

飾版(金)
Gold Bar
飾版(金)


緑綬褒章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 01:21 UTC 版)

褒章」の記事における「緑綬褒章」の解説

緑綬褒章(りょくじゅほうしょう)は「自ラ進デ社会奉仕スル活動従事徳行顕著ナル者」に授与される。「長年にわたり社会奉仕する活動ボランティア活動)に従事し顕著な実績挙げた方」に授与される説明される1881年明治14年)の創設時は「德行卓絶ナル者又ハ實業精勵シ衆民ノ模範タルヘキ者」に授与される定められ、「德行卓絶ナル者」は「孝子順孫節婦義僕ノ類」と例示された。1894年明治27年)、「孝子順孫節婦義僕ノ類ニシテ德行卓絶ナル者又ハ實業精勵シ衆民ノ模範タルヘキ者」と改正された(明治27年勅令第1号)。 1882年明治15年)、数十年にわたり母へ孝養尽くした青森県外崎四郎受章第1号である。1950年昭和25年12月25日受章最後に一旦途絶えた。これは1955年昭和30年)の栄典制度改正で「實業精勵シ―」の部分新たな黄綬褒章として独立したため授与対象狭まったこと、「孝子順孫節婦」の部分家制度家長否定し法の下の平等両性の平等・個人の尊厳唱える日本国憲法第14条・同第24条趣旨合わないこと、「義僕」とあるが家事使用人長期わたって雇うような裕福な家庭最早見当たらないこと、などの理由よる。 そのため、2003年平成15年)の栄典制度改正平成14年改正)では受章機会選考基準見直し図られ褒章条例第1条中の緑綬褒章に関する部分が「自ラ進デ社会奉仕スル活動従事徳行顕著ナル者ニ賜フモノトス」と改められた(平成14年8月12日政令278号)。これにより、社会福祉分野ボランティア活動などで顕著な実績のある個人等に授与することとなった。翌2004年平成16年)春の褒章では、半世紀ぶりに緑綬褒章が26名に授与された。 2008年平成20年)には芸能人では長年受刑者更生支援奉仕者活動認められ杉良太郎俳優)が、またエレキギターによる青少年情操教育活動認められ寺内タケシギタリスト)がそれぞれ受章した俳優など芸歴長い芸能人紫綬褒章対象になることが多く杉良太郎は翌2009年平成21年)に紫綬褒章授与された。

※この「緑綬褒章」の解説は、「褒章」の解説の一部です。
「緑綬褒章」を含む「褒章」の記事については、「褒章」の概要を参照ください。

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