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略綬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/15 10:21 UTC 版)
略綬(りゃくじゅ)は勲章・記章等の受章者がそれらを佩用しない時、受章歴を示すために着用する綬(リボン)である。日本の政令・府令で定められている”略綬”は円形で、欧米ではローゼット (Rosette) と呼ばれるものに相当する。しかし、日常多く見られるのは軍人等が制服に着けている長方形のものであり、一般的にも”略綬”と呼ばれているものはこのタイプを指すことが多い。これは、欧米では”Ribbon bar”、”Breast Ribbon”、”service ribbons”(英)、Service ruban(仏)、”Bandschnalle”(独)等と呼ばれているものであり、日本では内閣告示によって、個人での作成と制服への着用が可とされているものである。
同様の目的で使用されるものとしては略章があり、略章には実物の縮小模型(ミニチュアメダル)やピンバッチ、布製のワッペン等がある。
- ^ 英・仏等ではこれも Rosette と呼ばれている。その名の通り、その勲章の円形略綬と同形式のものもある。
- ^ 二級鉄十字章等は、授与される際に付属している綬がボタンホールに装着するタイプなので、胸に着けるためには個人で改造しなければならなかった。また、帝政時代は勲章・記章が領邦毎に発行されており、取り付け方法も統一されていなかった。
- ^ 『MAMOR』(扶桑社)各号の「Air Mail」参照。
- ^ 陸軍の場合 Army Regulation 670–1 Chapter 29–11
- ^ Army Regulation 670–1 Chapter 24–12b他
- ^ Army Regulation 670–1 Chapter 20–10(12) 他
- ^ UNITED STATES NAVY UNIFORM REGULATIONS Article 3207~3212 他
- ^ 日本の場合、異なる種類の勲章でも下位の勲章を上位の勲章の後に授与されることはないので、このように規定されている(勲章等着用規程第七条)が、イギリス等ではその様なケースも珍しくないので、着用序列が詳細に決められている。
- ^ 金鵄勲章は軍人にとって最高の栄誉とされたので、この序列にかかわらずトップにもっていく者もいた。
- ^ 「インタビュー・制服の思い出」[『自衛隊1982ユニフォーム・個人装備』]
- ^ 香原勝文「自衛隊制服物語」[『自衛隊1982ユニフォーム・個人装備』]
「略綬」の用例一覧
褒章の制式及び形状を定める内閣府令 (e-Gov)
に授与年月日を記す。褒章条例第三条第二項の飾版は、金色とし、表面は桜をもって飾る。 綬 色 褒章の種類により紅緑黄紫藍紺の六色とする。 幅 三十六ミリメートル 略綬 褒章の種類により紅緑黄紫藍紺の六色とする。大きさは、直径...
law.e-gov.go.jp/htmldata/H15/H15F10001000055.html
文化勲章令 (e-Gov)
白色七宝、地赤色七宝 鈕 金橘葉実 葉緑色七宝、実淡緑色七宝 環 金小形橢円 綬 幅三・七糎 織地淡紫色 文化勲章 文化勲章綬 文化勲章略綬(淡紫色径一糎図ノ如キ同色ノ翼ヲ附ス) 文化...
law.e-gov.go.jp/htmldata/S12/S12CO009.html
各種勲章及び大勲位菊花章頸飾の制式及び形状を定める内閣府令 (e-Gov)
色七宝とする。 織地白色、双線紅色 三十六ミリメートル 光線 銀色と白色七宝 旭日章の略綬 地白色、線及び縁紅色。直径七ミリメートル。旭日大綬章、旭日重光章及び旭日中綬章のものには翼を付着する。 図(略) 旭日...
law.e-gov.go.jp/htmldata/H15/H15F10001000054.html
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