簿記とは? わかりやすく解説

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簿記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 13:42 UTC 版)

簿記(ぼき、英語: bookkeeping)とは、企業などの経済主体が経済取引によりもたらされる資産負債純資産の増減を管理し、併せて一定期間内の収益及び費用記録することである。より平易な言い方をすると「お金やものの出入りを記録するための方法」である[1]。記帳方法によって単式簿記複式簿記があるが、今日では、産業革命以降、企業の大規模化に伴い一般的な記帳方式である「複式の商業簿記」を指して「簿記」と称することもある。簿記の種類には商業簿記、工業簿記銀行簿記、農業簿記などがある[2][1][注釈 1]。簿記は、会計学よりも会計における実務に近い部分を担当する。


注釈

  1. ^ 家計簿や小遣い帳も単式簿記といわれる簿記の一種であるといえる。浜田(2005)p.21

出典

  1. ^ a b c d 浜田(2005)pp.20-21
  2. ^ コトバンク- 簿記”. 2019年1月23日閲覧。
  3. ^ a b c 浜田(2005)pp.22-23
  4. ^ 洋式簿記事始め130周年紀念”. 複式簿記がやってきた!. 一橋大学 (2003年). 2012年1月12日閲覧。
  5. ^ 西川 (1964), pp.37-38
  6. ^ 福澤諭吉. “福澤全集緒言”. 2012年1月12日閲覧。
  7. ^ 西川 (1964), pp.39-40
  8. ^ 西川 (1964), p.41
  9. ^ 西川 (1964), pp.41-42
  10. ^ 馬耳蘇氏記簿法”. 複式簿記がやってきた!. 一橋大学 (2003年). 2012年1月12日閲覧。
  11. ^ a b 銀行簿記精法”. 複式簿記がやってきた!. 一橋大学 (2003年). 2012年1月12日閲覧。
  12. ^ a b 岩田康成、米田正巳、石塚一彌、井手健二 (2009年3月). “複式簿記の日本への導入とその影響” (PDF). Fuji business review (1), 74-79, 2009-03. 東京富士大学. 2012年1月12日閲覧。
  13. ^ 西川 (1964), p.42
  14. ^ a b 西川 (1964), p.43
  15. ^ 西川 (1964), p.44


「簿記」の続きの解説一覧

簿記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 22:12 UTC 版)

シモン・ステヴィン」の記事における「簿記」の解説

1605年に『数学覚書(Wiskonstighe Ghedachtenissen)』を出版しその中で年次期間損益計算書や精算表について解説しており、会計史や簿記史において重要とされる同書ステヴィンは、国家財政管理にも複式簿記導入することを提案している。

※この「簿記」の解説は、「シモン・ステヴィン」の解説の一部です。
「簿記」を含む「シモン・ステヴィン」の記事については、「シモン・ステヴィン」の概要を参照ください。

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簿記

出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 14:37 UTC 版)

名詞

簿 (ぼき)

  1. 企業などで経済活動取引一定ルール帳簿記入すること。またその技術単式簿記複式簿記がある。今では一般的に簿記といえば複式簿記商業簿記を指す。

発音(?)

ぼ↗き
ぼ↘き

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語源

翻訳


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