簿記実務検定
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簿記実務検定(ぼきじつむけんてい)とは、財団法人全国商業高等学校協会が主催する検定のひとつである。正式名称は「全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定試験」。文部科学省後援。主催団体の名称から全商簿記と称されることもある。
- 1 簿記実務検定とは
- 2 簿記実務検定の概要
簿記実務検定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:12 UTC 版)
「全国商業高等学校協会」の記事における「簿記実務検定」の解説
簿記に関する検定試験であり、1級〜3級の3段階に階級分けされている。このうち、1級は、会計と原価計算の2科目に分かれており、それぞれ独立した試験であるが、両科目に合格しなければ1級合格とは認められない。合格点数は70点以上とし、合格者に対して合格証書が発行される。1級の場合は、会計部門または原価計算部門のどちらかに合格すれば、部門合格証書が与えられる。この場合、受験した回より4回以内にもう一方の科目に合格すれば1級合格となる。しかし、4回以内に合格できなければ科目免除の権利は剥奪されてしまい、1級合格とはならない。 会計部門(1級)原価計算と合わせて「全国商業高等学校協会主催 簿記検定1級」となる。 仕訳・決算書作成、会計理論の穴埋め問題、財務分析の問題が出題される。 原価計算部門(1級)会計と合わせて「全国商業高等学校協会主催 簿記検定1級」となる。 工業簿記に関する仕訳問題、個別原価計算・総合原価計算・標準原価計算・CVP分析の問題が出題される。 商業簿記部門(2級・3級)基本的な簿記原理と商品売買を主としている企業で使われる簿記の問題が出題される。
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