第2の哨戒 1945年7月 - 8月とは? わかりやすく解説

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第2の哨戒 1945年7月 - 8月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/30 15:12 UTC 版)

トロ (潜水艦)」の記事における「第2の哨戒 1945年7月 - 8月」の解説

7月14日トロ2回目の哨戒日本近海向かったサイパン島燃料水の補給魚雷Mk18電池魚雷への変更の後、7月24日哨戒海域到着したその日遅くに、哨戒海域での成果のない捜索から、遠方移動したトロ航空援護18時に終わり任務部隊通過により危険な状態置かれた。トロ指定時間海域通過することができず、2055分に任務部隊レーダー観測した。自らの身元明らかにようとする試みにかかわらずトロ間もなく自らを敵と誤認した2隻のアメリカ軍艦艇により砲撃を受け、砲弾が7,400ヤードの距離に着水したため、22ノット速度で急速潜航したトロ照明弾発煙弾およびソナーで自らを友軍艦艇であると証明しようとしたが、トロ150フィートの距離を通過した時点任務部隊艦艇砲撃続けていた。トロ400フィート深さ潜航した水上艦艇日本軍哨戒艇撃沈したものと考え、その海域1時間半の間生存者捜索しトロ友軍艦艇であることには気づかなかった。真夜中1時間後にトロ浮上し、自らの哨戒海域向かった。 その朝、トロ救助配備地点戻り午後に救命筏乗ったイギリス軍パイロット3名を救助した7月28日日本本土攻撃する空母攻撃部隊のためトロ救助配備地点待機し7月30日正午直後陸軍航空隊P-51戦闘機からの救助無線受信したパイロットトロの上空を旋回した後、800フィートの高度からパラシュート降下したトロ乗組員は7分以内にこのパイロット救助したトロはガビラン (USS Gabilan, SS-252) と会合し8月1日救助したイギリス軍パイロットをガビランへ移乗させた。日本本土攻撃する爆撃機隊が帰還途中救助配備地点海域哨戒中の8月5日に、トロ水平線上に濃厚な黒煙観測した。同海域着水した機体があることを受信し、煙の源を調査するため全速力向かった20分足らずの後に、救命筏発煙筒炊いた陸軍パイロット救助した数分後にもう1名のパイロット救助し、彼らを乗艦させた。8月15日日本降伏トロ本州南方多数機雷破壊した後、同海域8月17日離れた8月20日トロ36日間行動終えてアプラ港帰投した。

※この「第2の哨戒 1945年7月 - 8月」の解説は、「トロ (潜水艦)」の解説の一部です。
「第2の哨戒 1945年7月 - 8月」を含む「トロ (潜水艦)」の記事については、「トロ (潜水艦)」の概要を参照ください。

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