しょう‐ずい〔シヤウ‐〕【祥×瑞】
しょんずい【▽祥×瑞】
祥瑞
祥瑞
名称: | 祥瑞 |
ふりがな: | しょんずい |
芸能工芸区分: | 工芸技術 |
種別: | 陶芸 |
選択年月日: | 1955.03.19(昭和30.03.19) |
選択要件: | |
備考: | |
解説文: | 祥瑞【しょうずい】は中国明時代末期の崇禎ごろ、日本からの注文により、江西省景徳鎮で焼かれた染付【そめつけ】の一種で、器の底部に「五郎大甫呉祥瑞造」の銘をもつものがあるところからこの名がある。遺品は茶器もしくは懷石用食器で、わが国だけに伝世し、古来茶人の愛惜深かったものである。 その特色は、ほどよく締まった純白の磁胎に、回青とよぶ華やかな呉須で独得の吉祥文様を描き、光沢の強い透明釉がかけられている。 祥瑞の傲作はきわめて多く、江戸末期以来京都・瀬戸・九谷・有田などで盛んに作られた。現代では川瀬竹春が祥瑞写しの名手とされている。 |
祥瑞と同じ種類の言葉
- >> 「祥瑞」を含む用語の索引
- 祥瑞のページへのリンク