登頂の歴史とは? わかりやすく解説

登頂の歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 04:47 UTC 版)

マナスル」の記事における「登頂の歴史」の解説

2000年代後半以降中国側から登るチョ・オユーシシャパンマ入山許可安定しないことを嫌った公募隊マナスル流れ登山者急増し、そのため登頂難易度下がったエベレスト前哨戦として登られることも多い。ただしマナスルエベレスト比べる雪崩の危険が高い山である。マナスル秋に有力な公募隊集まり、秋の登頂者数が多いことが特徴である。 1950年 - ビル・ティルマンが偵察行い、最も容易なルート北東からのルートだと考えた1952年 - 日本隊が標高5275 m地点到達1953年 - 日本隊(三田幸夫隊長)が標高7750 m地点到達1954年 - 日本隊(堀田弥一隊長)が遠征するも、宗教上の理由から登山活動反対する現地民の妨害により断念。ガネシュヒマールに目標変更余儀なくされる1956年5月9日 - 槇有恒12人の日本山岳会隊の今西壽雄、ギャルツェン・ノルブが初登頂成功5月11日 - 加藤喜一郎、日下田實が頂上立った11月3日 - 日本山岳会隊の登頂記念した記念切手郵政省から発行された。 毎日新聞写真部員の依田孝隊員撮影した記録映画マナスルに立つ」により、依田1957年第5回菊池寛賞受賞1971年5月17日 - 小原和晴ら11人の日本隊北西側から登頂。キム・ホスプが韓国隊を率いて北東側から挑戦するが、キム・キスプが転落死したため断念1972年 - ウォルフガング・ナイルツ率いオーストリア隊が南西からの初登頂成功隊員ラインホルト・メスナー頂上に立つ。無酸素初登頂4月10日 - 北東側から挑戦していた韓国隊が雪崩襲われ10人のシェルパを含む16人の死者出したこの中には、カメラマンとして参加していた山岳会安久一成含まれている。 1973年 - ゲルハルト・シュマッツ率いドイツ隊が登頂成功1974年5月4日 - 中世直子らの日本女性隊が登頂成功。初の女性による8000メートル峰登頂となったが、翌5日一人が行不明となる。 1975年 - ヘラルド・ガルシア、ジェロニモ・ロペスらスペイン隊が登頂成功1976年10月12日 - 日本山岳協会イラン山岳連盟遠征隊(総隊長ハクビッツ、隊長渡辺公平登攀隊長田村宣紀)影山淳、ジャファール・アサディ、ポストモンスン初登頂1980年4月28日 - リ・インジュン率い韓国東国大学校隊が登頂成功1981年5月19日 - オーストリア旅行社企画した国際公募隊による遠征が行われ、ペーター・ヴェルゲッターとゼップ・ミリンガーが山頂からスキー滑降 1981年10月 - 加藤保男隊長尾崎隆らがシェルパなし無酸素登頂1984年1月11日 - ポーランド隊のマチェイ・ベルベカとリシャルド・ガエフスキが冬季初登頂1985年12月14日 - 山田昇斉藤安平無酸素アルパインスタイル登頂1986年 - イェジ・ククチカ、アルトゥール・ハイゼルが北東新ルートアルパインスタイル初登頂1991年 - ハンス・カマランダー擁するイタリア・ドイツ合同隊が登頂目指すが、滑落落雷直撃二人遭難死。 2012年9月23日 - 標高7400 m付近巨大なセラック氷塔)が崩壊し大規模な雪崩発生午前5時頃にキャンプ3(標高6800 m)の25張、キャンプ2(標高6360 m)の12張を雪崩直撃した11人の死亡者および行方不明者を出す大惨事となった2013年10月2日 - タレントイモトアヤコ日本テレビ撮影隊登頂成功

※この「登頂の歴史」の解説は、「マナスル」の解説の一部です。
「登頂の歴史」を含む「マナスル」の記事については、「マナスル」の概要を参照ください。

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