異言とは? わかりやすく解説

い‐げん【異言】

読み方:いげん

普通と違う珍しい言葉

その人態度事実と、言うこととが違うこと。

キリスト教で、聖霊受けて宗教的恍惚(こうこつ)境におちいった人が語る、一般の人には理解しがたい言葉。この現象は、初代教会でしばしば見られた。


いげん 【異言】

キリスト教で、宗教的恍惚状態から発せられる言葉をいう。『新約聖書コリント書』の語。初期教会では神の賜物考えられ、その解釈もされた。

異言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/13 10:04 UTC 版)

異言(いげん)は、グロソラリア: glossolalia < : γλωσσολαλιά = γλῶσσα(glõssa 「舌、言語」)+ λαλιά(laliá 「声;言語、言葉、発話、説明、意見」)=「舌から発せられる声」)あるいはゼノグロッシア/ゼノグロッシー(英: xenoglossia/xenoglossy < ギリシア語で「異国の言語(聞き慣れない言葉)を話すこと」)の訳語で、いずれも、学んだことのない外国語もしくは意味不明の複雑な言語を操ることができる超自然的な言語知識、およびその現象を指す。




  1. ^ 『新約聖書』(「使徒の働き2章4節」新改訳)
  2. ^ マーリン・キャロザース 著 『獄中からの讃美』 生ける水の川 1974)


「異言」の続きの解説一覧

異言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 09:56 UTC 版)

ペンテコステ派」の記事における「異言」の解説

特色聖霊のバプテスマとそれに伴う証としての異言を強調することである。異言を伴う聖霊のバステスマ(マルコ福音書16章15 - 20節/使徒行伝2章1節 - 21節/ヨエル書2章28 - 32章/マタイ3章11節/などを参照)をキリストの教会復興した信仰復興リバイバル運動」であり、現在進行形流れである。「後のリバイバル」との評価日本では奥山実その他によって評価されている)もある。 聖霊の(=聖霊による)バプテスマによって与えられる聖霊賜物強調される。「聖霊賜物」とは、異言・異言の解き明かし預言・いやし・奇蹟悪霊追い出しなどを行う力のことである。聖霊賜物用いられることによって、神の栄光が現されるという信仰である。 ペンテコステ派レーマ聖書学校創立者であり、ヒーリング運動にも関わったケネス・ヘーゲンは、「異言は、おもに、私たち祈りの生活で、神を褒め称えて礼拝する際に用いるための、神との個人的な交わり関わる賜物なのです」と述べ、「公の場での異言の奉仕において用いられる」のは「少数信者だけ」であると語っている。

※この「異言」の解説は、「ペンテコステ派」の解説の一部です。
「異言」を含む「ペンテコステ派」の記事については、「ペンテコステ派」の概要を参照ください。

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異言

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 00:09 UTC 版)

名詞

(いげん)

  1. 珍しい言葉
  2. 言動一致ていないこと。
  3. キリスト教で、宗教恍惚境地陥ちいった人がする言葉

「異言」の例文・使い方・用例・文例

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