聖霊派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/31 00:49 UTC 版)
聖霊派(せいれいは)は、キリスト教の教派のうち、三位一体の位格のひとつである聖霊の働きを強調する教派ないし集団の総称ないし俗称。 主にプロテスタントのホーリネス教会から1900年頃にペンテコステ運動として始まって結果的に分岐した教派であるペンテコステ派が最初の教派として挙げられるが、ペンテコステ派に限らず1960年代からはじまったカリスマ運動や1980年代からの動きである聖霊の第三の波に属する教団、教派、教会、個人も含めて呼称するのに都合がよい呼称であるため総称ないし俗称として使われる。カリスマ運動はカトリックまでも含めた教派を超えた運動であって、特定の教団、教派という区分がしがたいため、カリスマ派と呼ぶよりも、カリスマ運動と呼ばれる傾向が現在でもあるが、それらと一緒にペンテコステ派を含めた概念として用いられる。
- ^ 『新約聖書』
- ^ 『ペンテコステ神学』大川修平
- ^ 『御霊の力に驚かされて』ジャック・ディア
- ^ a b c 吉田憲司 和田正平(編)「託宣に刻印された民族接触の記憶」『現代アフリカの民族関係』 明石書店、2001年(平成13年)、ISBN 475031420X pp.459 - 462.
- ^ 『ペンテコステ神学』前出p.206
- ^ 『リバイバルの源流を辿る』尾形守 ISBN 4872072049
- ^ 『力あるキリスト教―世界観としるしと不思議』チャールズ・クラフト
- ^ 『霊の戦いの祈り』ピーター・ワグナー
- ^ 『神の栄光のために』テモテ・ワーナー
- ^ 『聖霊の第三の波』ピーター・ワグナー
- ^ 『クリスチャンの和解と一致』尾山令仁
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