異性装を描いた作品とは? わかりやすく解説

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異性装を描いた作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 13:33 UTC 版)

「異性装」記事における「異性装を描いた作品」の解説

上記の「異性装の理由芸術」の項と、下記の「関連項目」も参照神話伝説多く含む古代史書『古事記』『日本書紀』は、ヤマトタケル女装して宴に潜入して熊襲建を討った伝える。 中世文学においても異性装物語人気博した。その代表的な作品平安時代後期描かれた『とりかへばや物語』であり、男装女君女装男君ジェンダー入れ替えて宮廷生活を送る物語である。平安時代末期の『有明別れ』は男装女君隠れ身の術使って活躍し室町時代短編物語絵巻新蔵人物語』では主人公女性が自らの意志男装して宮中上がる江戸時代には、小説演劇等において異性装男女入れ替えといった発想取り入れた作品多く作られた。曲亭馬琴小説南総里見八犬伝』に登場する八犬士のうち2人犬塚信乃犬坂毛野)は女装登場している。柳下亭種員二世柳亭種彦柳水亭種清書き継いだ小説白縫譚』の主人公若菜姫は男装している。歌舞伎青砥稿花紅彩画白浪五人男)』の主人公一人である弁天小僧女装して美人局働く男性であり、女装のまま居直って正体現す場面は「知らざあ言って聞かせやしょう」のセリフとともに知られている。神田祭山王祭では、女性男装する出し物があるなど異性装がしばしば行われており、これらを描いた浮世絵多数現存する近代において、実在人物である川島芳子モデルとした村松梢風小説タイトル使われた『男装の麗人』という言葉は、美男子扮し女性を指す表現として広く使われた。こうしたキャラクター登場する演劇映画テレビドラマ漫画・アニメーション作品現代に至るまで多数制作されている(『リボンの騎士』や『ベルサイユのばら』など)。 逆に女装した男性登場する作品もあり、サブカルチャーでは「男の娘」「バ美肉」と呼ばれるジャンル存在する

※この「異性装を描いた作品」の解説は、「異性装」の解説の一部です。
「異性装を描いた作品」を含む「異性装」の記事については、「異性装」の概要を参照ください。

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