水根の住人
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池原美也子 演 - 市毛良枝 老舗「水根旅館」の女将。S1第1話で水根旅館に「休処 みやこ」を新装オープンし、こちらで女将もする。 夫の池原岩男(通称・ガンさん)は、12年前に赤いヤッケを着て出て行ったまま行方不明となる。 内田遼子 演 - 笛木優子(第2作 - 第5作 / S1 - S2 / S3) 奥多摩水根図書館の司書。山岳ガイド。池原美也子に誘われ水根旅館の「休処 みやこ」の若女将も務める。 元水根駐在の父の内田兵次は、仕事一筋で家族のことをないがしろにしていたため憎んでいたが、後に和解する。 第6作での直接的な登場は無いが、軽部のスマホの待ち受け画面にされていた。 池原孝夫 演 - 鈴之助 山岳ガイド。岩男と美也子の息子。色恋に疎い面がある。 沢井真紀 演 - 小林星蘭 啓太郎と紀子の長女。血液型はB型。高校2年生。 実は養女で実母は若宮沙雪。プールの名付け親でもある。 沢井啓太郎 演 - お宮の松(S1 - ) 水根ストアの店主。真紀、ふたば、宗助の父。血液型はA型。 17年前の4月20日、御岳山の山小屋付近で若宮沙雪から幼児(真紀)を託される。当時、妻の紀子との間に子供がいなかったため養子として迎える。その後、紀子は宗助を出産後に死亡。 沢井ふたば 演 - 玉野るな(S1 - ) 啓太郎と紀子の二女。真紀の妹。綿谷海人のクラスメイト。 沢井宗助 演 - 湯川颯(S1 - 第6作) 啓太郎と紀子の長男、真紀の弟でイタズラ好きのお調子者である。そんな性格のせいか江波や姉の真紀に叱られるときもある。 第6作を最後に動向は不明となり、S3からの登場は無くなった。 緒方ひかり 演 - 山口まゆ(S1 / S2第5話〈回想〉) 緒方綾乃の養女。高校生で実母は中瀬由紀子で中瀬時雄は義父。水根に1週間前に引っ越して来る。綾乃との関係は悪く、少し距離を置くため水根旅館で住み込みのバイトを始める。 S1最終回で葛城に捕まり、奥多摩ダムの放流で殺害されそうになるが、江波と孝夫に助けられる。終盤では交通整理をしている江波に「よろしくお願いします」と言ったことが原因で、水根の住人たちは江波とひかりが結婚するのではと思い、江波が質問攻めを受ける羽目になった。 小宮山勇人 演 - 眞島秀和(S1 / S2第5話〈回想〉) 国土交通副大臣。祖父の地盤を受け継ぎ奥多摩地区から国会議員に当選して国土交通副大臣を務め、地元の奥多摩にリニア新幹線工事にともなう残土処分場の建設を進めていた。 大曾根に命じられた葛城に殺害され、事務所で銃で頭部を撃ち抜かれた遺体で警備員に発見される。 大曾根曰く「小宮山は見込み違いで、ヤツにこの国は任せられない。」と判断したのが理由だった。 葛城竜蔵 演 - 本宮泰風(S1 / S2第5話) 小宮山の私設秘書。大曾根の刺客。過去に大曾根のことを知る中瀬由紀子の口を封じるため、由紀子の再婚相手である中瀬時雄を唆し、由紀子を自殺に見せかけて殺害した。小宮山に従っていたが、後に大曾根の指示で小宮山を殺害した。S1最終回で加倉井たちとの格闘の最中に岩淵に刺され、その後逮捕される。 逮捕されてから1年、複数の殺人容疑で起訴され、今は警察病院に入院している。医師からは余命宣告をされていて、警察病院から逃走した当初は「江波に復讐するためじゃないか」と加倉井たちから疑われていた。 しかし実際は娘の桐山天舞音に会うため奥多摩に向かったのが理由で、その後江波の計らいで天舞音に会い、感無量の気持ちで加倉井に引き渡される。 笹崎治子 演 - 茅島成美(S1第1話・最終話 / S2第6話・最終話 / 第6作 / S3) 水根の住人で趣味はゲートボール、犬の「モモ」を飼っている。 S3第2話で孫の笹崎流星がいたことが話しに出て、8年前自身が入院中に落石事故で死亡していた。 その後流星を騙る詐欺グループの受け子の、加山雄大が現れ一時的に暮らしていたが、落石事故の真相を奥多摩署の屋上で聞かされ加山の帰りを待つことを決意した。 荒木静香 演 - 村井麻友美(S1第4話 - 最終話) 大曾根家の家政婦。中瀬由紀子の後任で大曾根や客人に出すホットレモネードは由紀子のレシピ。大曾根と葛城の連絡係をしている。 大曾根喜八郎 演 - 伊東四朗(特別出演・S1 / S2第5話〈回想〉) 自然を愛して水根に移住した住人。日本の政財界を仕切ってきた「平成最後のフィクサー」という顔も持っている。大曾根家の玄関には中瀬由紀子が作ったパッチワークの壁掛けが飾ってある。S1最終回で江波らに真相を暴かれ、逮捕されるも毒を仰ぎ、自ら命を絶った。 自身の山荘もS2第5話では既に廃墟となり、かつての存在感も無くなっていた。 綿谷夏子 演 - 田中美里(S2) 水根の移動パン屋「ラ・メール」の店主。海人の母。昭和51年9月3日生まれ、血液型はAB型。 本名は「清本薫」といい、10年前に結婚を約束した人が亡くなり、身ごもっていた子供も死産するが、そんなとき本物の綿谷夏子がDV夫の綿谷大介との間に生まれた子供(海人)を育てる気がなかったため引き取り、また綿谷夏子と入れ替わる。 綿谷大介が海人を連れ去るため奥多摩に来ていることを知り、10年ぶりに再会した清本薫(本物の綿谷夏子)に大介の殺人を提案され、最初は断るが、受け入れる。その後、大介を殺したことがバレそうになり、海人を連れて水根から出ようとしているところを江波にとめられ、江波に事件の真相を話したあとは加倉井たちに連行される。 綿谷海人 演 - 髙橋來(S2) 夏子の息子。水根に引っ越してきてから友達はいなかったが、お宝探しに誘ってくれた増本聡士と仲良くなる。 実は夏子は養母で、実父は桜田良次、実母は清本薫だった。夏子に本当の母親ではないことを打ち明けられ、夏子が警察に連行されたあと江波に、夏子は自分にとって本当の母親で、水根で夏子の帰りを待つことを誓う。 蜂矢正次 演 - 渡邊聡(S3第5話 - 最終話) 鷹ノ巣山キャンプ場の管理人。
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