機動要塞ゼスパーゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 17:29 UTC 版)
「宇宙戦艦ヤマトシリーズの宇宙要塞」の記事における「機動要塞ゼスパーゼ」の解説
『宇宙戦艦ヤマトIII』第25話に登場する大型機動要塞。デザイン担当は板橋克己。 無数の球体を連結させた形態を呈している。中央部の球体は、直径1キロメートルから2.5キロメートルにも達する。周囲の球体はすべてが同じ大きさではなく、その内の3つは他より一回りほど大きい。 その大きい3つの球体にそれぞれ1門ずつ、決戦兵器であるブラックホール砲が設けられている。これは一時的に小ブラックホールを発生させ、周囲の物質を全て呑み込んでしまうというもの。作中ではヤマトと3代目デスラー艦のみが何とか引力圏から逃れ、デスラー親衛隊は全艦とも飲み込まれてしまっている。そのほかにも表面には無数の対空砲を備え、多数の航空機も搭載している。 装甲は、自動惑星ゴルバと同等と言える防御力を誇り、デスラー砲艦のデスラー砲の斉射をものともしなかった。 名称に関して、アニメ本編中の字幕では「ボラー連邦 機動要塞」とのみ示されていた。片仮名部分は資料によって表記がバラバラであり、放送当時から「ゼスバーゼ」、「デスバーデ」、「ゼスバーデ」と複数存在していた。後年(2000年代以降)の資料においては、一次資料・二次資料問わず概ね「ゼスパーゼ」という名称に統一して扱われている。 太陽系内における最終決戦の際、同連邦の切り札として、ベムラーゼ首相自らが乗り込んだ。揚羽武の献身的な攻撃によりブラックホール砲の1門が破壊され、それを見逃さなかったデスラーに狙い撃ちされる形でハイパーデスラー砲により撃破される。
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