栗ノ木バイパス
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栗ノ木バイパス(くりのきバイパス)は、新潟県新潟市中央区万代島地内の万国橋交差点から、同区紫竹山三丁目地内の紫竹山インターチェンジに至るバイパス道路である。万代島から同区明石二丁目に至る区間は新潟県道464号新潟港沼垂線、明石二丁目から紫竹山三丁目に至る区間は国道7号(国道8号・国道17号・国道49号・国道403号・国道459号重複)に指定されている。
注釈
- ^ このアンダーパス部の桁下制限により、長嶺町 - 馬越間は全高4.5 m以上の車両は通行できない。
出典
- ^ 「姿かえる旧栗ノ木川 主要幹線道路と下水路に 下水路来年3月完成へ」(PDF)『市報にいがた』第181号、新潟市、1967年10月20日、1頁。
- ^ 「6車線のハイウエー 道路に生まれ変わる旧栗ノ木川 今月中旬に着工」(PDF)『市報にいがた』第205号、新潟市、1968年10月5日、3頁。
- ^ “馬越交差点〜紫竹山IC間の道路を切替えます” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局 新潟国道事務所 (2022年9月7日). 2022年10月2日閲覧。
- 1 栗ノ木バイパスとは
- 2 栗ノ木バイパスの概要
- 3 交差する道路
- 4 関連項目
栗ノ木川
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「亀田郷」および「鳥屋野潟」も参照 栗ノ木川は鳥屋野潟南部のいわゆる亀田郷(現在の新潟市江南区の全域と東区・中央区の各南部)から鳥屋野潟を経て信濃川下流部に注ぐ河川であった。亀田郷はかつて「地図に無い湖」とも揶揄された程、非常に水捌けの悪い地域であったが、1892年に鳥屋野潟の排水を強化するため、笹口(現在の笹越橋交差点付近)地内から東へ分流して通船川へ通じる分水路として新栗ノ木川(しんくりのきがわ)が開削された。当時の新潟市周辺は湿地帯で道路網が乏しく、舟運が主たる交通手段であったため、ともに昭和時代初期まで沼垂周辺の水上交通の要を担っていた。 1948年(昭和23年)、戦前から進められていた農地整備事業の一環として鳥屋野潟東端部に建設された栗ノ木排水機場が稼働を開始し、栗ノ木川と新栗ノ木川は亀田郷地域の広域排水を担う事になった。これによって新潟市周辺の乾田化が進み、生産性が大幅に改善された上に、米の品質も大きく向上した。それに加えて都市開発が急速に進捗し、宅地開発も進められたが、当時の新潟市は下水道の整備が立ち遅れており、栗ノ木川も生活排水の流入によって著しい水質悪化に陥っていた。さらに1964年(昭和39年)6月16日に発生した新潟地震の影響で、栗ノ木川の下流部は津波によって浸水し、約1か月にわたって冠水が続く深刻な被害を受け、栗ノ木排水機場も設備が一部損壊するなど機能低下に陥った。震災後、栗ノ木川沿岸の住民は水害の抜本対策として新潟県と新潟市に対し、栗ノ木川を埋め立てるよう陳情を行った。
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