東京水道水源林とは? わかりやすく解説

東京水道水源林

東京水道水源林

東京水道水源林
 
1.森林状況  
面積21,628ha  
標高5002100m  
森林種類人工林30% 天然林70%  
主な樹種スギヒノキカラマツブナミズナラシオジツガ  
林齢:1〜300年  
制限等の指定:   
水源かん養保安林 明治31年     
土砂流防備保安林 明治31年   
保健保安林 昭和52年   
秩父多摩甲斐国立公園 昭和25年   
鳥獣保護区特別保護地区昭和59年
2.水源状況  
種類貯水小河内貯水池)   
利用状況水道5,900,000戸 11,570,000人  
水源流量:1,450,000m3/日(羽村取水堰地点
3.地域概況  
多摩川の上流域広がる東京水道水源林は、良好な森林保護育成することにより、安定した河川流量確保及び東京都重要なガメである小河内貯水池奥多摩湖)の保全目的としています。その範囲は、東京都西部奥多摩から山梨県またがり東西約31km、南北約20kmに及んでます。また、水源林内の散策動植物観察等をとおして森林はたらき自然環境大切さ理解していただけるよう、3つの地域に「水源地ふれあいのみち」を整備してます。さらに、水源もとより地球環境配慮したづくりを進め取組確かなものにするため、平成13年(2001)2月には環境マネジメントシステムに関する国際規格である「ISO14001」の認証取得しました。  明治34年(1901)、多摩川上流域森林荒廃を憂(うれ)いた東京府が、御料林譲り受け営林事業開始しました明治43年(1910)からは、東京市東京府かわって水源かん養経営することとなりました以後民有林順次買収するなどして面積広げ今日至ってます。水道水管理始めてから平成13年100周年迎えました。    
所在地東京都西多摩郡奥多摩町 山梨県塩山市北都留郡丹波山村及び小菅村
4.アクセス  
列車JR青梅線奥多摩駅下車またはJR中央線塩山駅下車
問い合わせ先東京都水道局水源管理事務所 0428-21-3897

東京水道水源林

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 04:05 UTC 版)

奥多摩湖」の記事における「東京水道水源林」の解説

奥多摩駅下流から多摩川上流形成する奥多摩山域と奥秩父山塊山麓森林秩父多摩甲斐国立公園指定区域にあり、奥多摩湖および日原川源流部が東京水道水源林として水源の森百選指定されている。東京都水道局2017年小河内貯水池奥多摩湖)と水源林を含む7か所を東京水道名所選んだ山岳面積(ha)標高(m)人工林(%)天然林(%)主な樹種制限種類流量(m3/日)大菩薩嶺21,628 5002100 30 70 スギヒノキミズナラシオジツガカラマツ 水源かん養保安林土砂流防備保安林保健保安林鳥獣保護区 流水奥多摩湖不明 東京都重要な上水道源である奥多摩湖保全目的に、奥多摩から山梨県北都留郡および甲州市一之瀬高橋地区に跨る、東西約31km、南北約20kmの日本でも有数水源林地帯である。 所在地は、東京都西多摩郡奥多摩町山梨県甲州市北都留郡丹波山村および小菅村である。

※この「東京水道水源林」の解説は、「奥多摩湖」の解説の一部です。
「東京水道水源林」を含む「奥多摩湖」の記事については、「奥多摩湖」の概要を参照ください。

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