施設と主なテナント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 04:37 UTC 版)
佐世保駅と佐世保港に面しており、30年間の定期借地権付きの市有地に建設されたクリーム色の外観の鉄骨一部3階建てで、開業時点での店舗面積は約22,000m2であった。開業時の投資額は約50億円で、施設全体として約1,000人の雇用を創出し、初年度の売り上げは約94億円を見込んでいる。 JLLモールマネジメントがプロパティマネジメントサポートとして参画し、施設の管理運営をサポートしている。 核店舗は、開発母体のエレナグループが運営するスーパーマーケット「エレナ」で、1階に入居している。 開業時には、2階が衣料品や雑貨店などの服飾関係、3階が玩具・ベビー用品関係を中心とする店舗構成として全体で83店舗が出店し、飲食店はそのうち12店舗であった。 開業時の主なテナントとして、衣料品ではユニクロの低価格衣料品店「GU」(約800m2)、紳士服中心の衣料品店「AOKI」、雑貨では西鉄グループが運営する「インキューブ」や「無印良品」、書籍と共に雑貨も扱う「ヴィレッジヴァンガード」、眼鏡店「JiNS」など、玩具・ベビー用品の「トイザらス・ベビーザらス」が出店していた。 開発母体のエレナグループは店舗構成について「魅力あるブランドが佐世保に少なかったのが原因」で福岡市などの市外への消費流出が生じていると見ていたため、長崎県内初出店のテナントを多めにしている。なお、開業時のテナントで長崎県内初出店の店舗数については、長崎新聞が21店舗、読売新聞が20店舗、毎日新聞が15店舗としており、初出店の判断が分かれている。 また、開発母体のエレナグループが結婚式場の誘致にも意欲的であったことから、競合して当地区の開発計画に応募して落選していたアイ・ケイ・ケイが、結婚式場の「ハーバーテラスSASEBO迎賓館」を出店した。
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