性能指標
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/10 07:36 UTC 版)
デジタル画像の画質(品質)はフィルム式カメラと同様様々な要因で決定される。画素数は主な要因のひとつでしかないが、マーケティング上強調されることが多い。しかし、デジタルカメラの画質を決定づける要因は他にもある。生データをバランス調整するカメラ内部の処理機構が最も重要であり、場合によっては比較的低画素のカメラが高画素のカメラよりも画質が良いこともある。以下にフィルム式カメラとの類似性のある要因を挙げる: レンズ: 分解能、歪み、分散(レンズ参照) 撮像機構: CMOS、CCD、ネガフィルム、リバーサルフィルムなど 記録フォーマット: 画素数、ファイル形式(RAW画像、TIFF、JPEG)、フィルム形式(135 film、120 film、5x4、10x8)。 処理: デジタル処理とフィルムの化学処理 また、受光センサーの1画素あたりの受光面積が同一フォーマットでは画素数を増やすと小さくなり、情報量が低下するため、同一設計で比較すると画像信号に電気的なノイズや歪みが多くなる、ダイナミックレンジが縮小するなどの問題もあり、高画素化と総合的な画質の両立は難しい面もある。
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性能指標
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/23 16:16 UTC 版)
信号の最小値と最大値は、その信号が持つ本来の値に対して、その信号を取り扱う機器や伝送路、媒体の性能によって制限される場合がある。最小値の下限は一般に残留ノイズの大きさに影響を受ける。ノイズより小さな信号は、ノイズに埋もれてしまい識別が困難になるからである。また、最大値の上限は、その機器や伝送路などが取り扱える最大値(=許容量)に影響を受ける。一般に許容量を超えた大きな信号は歪んでしまい、信号を正しく取り扱うことができない。このような下限、上限の存在が技術的に存在することから、主に電子機器などの性能を比較する際の指標に用いられることが多く、その際の単位はdBが使われる。
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性能指標
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 10:01 UTC 版)
テープライブラリの重要な性能指標の一つにマウント性能がある。これはカートリッジをテープドライブにマウントするまでの所要時間であり、1時間辺りのマウント回数:Mounts Per Hourや平均移動時間などで定義される。マウント性能が高いほど、実効的な転送速度は向上する。インベントリー時間、カートリッジ/ドライブ格納数、ロボットや電源の冗長化機能の有無、フレームの拡張性なども重要である。
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性能指標
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 03:59 UTC 版)
ポンプの性能を表す指標には以下のものが用いられる。 容量 ポンプの流量であり体積/時間の単位を持つ。 揚程、ヘッド 吸込みと吐出の圧力差を水頭に換算して長さの単位で表示するものである。ターボ形ポンプでは液体の密度が異なっても揚程はほぼ一定に保たれる。 軸動力 ポンプを駆動するのに必要な仕事率である。 効率 軸動力のうち流体の機械的エネルギーに変換された割合のことをいう。損失分は主として熱エネルギーに転化し流体やポンプ自体を加熱することとなる。 NPSH、有効吸込みヘッド Net Positive Suction Headの略で、キャビテーションの発生しにくさを示す。吸込み圧力と液体の蒸気圧の差を水頭に換算したもので、この値の最小必要量を所要NPSHという。ポンプの運転条件におけるNPSHが所要NPSHを上回らないと、キャビテーションによる振動、効率低下、機械的損傷などが起こる可能性がある。 性能曲線 各種性能値をグラフとして表現したものである。ターボ形ポンプでは横軸に容量、縦軸に揚程を取った性能曲線が最も良く使用される。
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