後記説・別作者説とは? わかりやすく解説

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後記説・別作者説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/09 06:21 UTC 版)

匂宮三帖」の記事における「後記説・別作者説」の解説

この部分後続する宇治十帖まで含めて年立複雑に絡み合い、しばしば官位矛盾とされるものなども指摘されることがあるなどの問題抱えている。またこの部分は古い時代源氏物語巻名目録はしばし現在のものとは異な巻序記されていることがあるこのような理由から、この匂宮三帖全体または匂宮三帖含まれる個々の巻についてはしばし後記説や別作者説が唱えられている。

※この「後記説・別作者説」の解説は、「匂宮三帖」の解説の一部です。
「後記説・別作者説」を含む「匂宮三帖」の記事については、「匂宮三帖」の概要を参照ください。


後記説・別作者説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 13:51 UTC 版)

竹河」の記事における「後記説・別作者説」の解説

この巻では、薫が中納言昇進するとともに紅梅大納言から右大臣に、夕霧右大臣から左大臣それぞれ昇進しているにもかかわらずこれに続く巻では昇進以前官名のままで呼ばれているといった官名記述矛盾があることや、54帖中唯一その冒頭において「後の大殿わたりにありける悪御達の、落ちとまり残れるが、問はず語りしおきたるは(後の大殿あたりにいたおしゃべり女房たちで、死なず生き残った者が、問わず語り話しておいたのは)」と、「かつて髭黒玉鬘仕えていた女房である」と作中での語り手がその立場明らかにしていることなど、いくつかの理由から後記説や別作者説が唱えられている。 但し、このような現象構想上の問題として説明できるとして後記説や別作者説を否定する見解存在する

※この「後記説・別作者説」の解説は、「竹河」の解説の一部です。
「後記説・別作者説」を含む「竹河」の記事については、「竹河」の概要を参照ください。

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