帝国陸軍対降魔部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 02:39 UTC 版)
「サクラ大戦シリーズの登場人物」の記事における「帝国陸軍対降魔部隊」の解説
かつて帝国陸軍に設けられた、霊力を持つ軍人を集めた特殊部隊。帝国華撃団のルーツともいうべき組織だが、高レベルの霊能力者を集められなかった結果、構成員はたったの4人となっており、それぞれが「二剣二刀」と呼ばれる特殊な霊刀を所持する。 降魔戦争を辛くも勝利したが、真宮寺一馬は戦死し、山崎真之介は消息不明となった結果、組織としては実質的に壊滅。生き残った米田とあやめの二人は、自分達の後継となる組織として、新たに帝国華撃団を創設する事になる。 アニメ版では、降魔と対等以上に戦える力を持っている事を理由に、同じ帝国陸軍の軍人達からも「降魔と同じ化物」と差別的に見られており、山崎が悪に墜ちる原因の一つとなっている。 米田 一基(よねだ いっき) 声 - 池田勝 帝国陸軍中将。部隊の指揮官。 戦後はあやめと共に帝国華撃団の結成に携わる。 愛刀は神刀滅却(しんとうめっきゃく)。 詳細は「帝国華撃団」を参照 真宮寺 一馬(しんぐうじ かずま) 1880年6月2日生まれ(享年38)、身長178cm、体重66kg、宮城県仙台市出身。 帝国陸軍大佐。真宮寺さくらの実の父親で剣の師匠でもあった。北辰一刀流の使い手。 真宮寺家は代々「破邪の血統」を持つ家系であり、降魔戦争の終盤の際に、自らの破邪の力の血と封印されていた魔神器を使って降魔を封じたが、その強大すぎる力の為に自らも反動によって命を落とす事になった。 しかし、後にその力に目を付けた陸軍大臣の京極慶吾の反魂の術によって蘇らされ、鬼面を被った剣術遣い・鬼王として手駒にされてしまう事になる。 愛刀は霊剣荒鷹(れいけんあらたか)。 サクラ大戦シリーズの登場人物#黒鬼会も参照。 山崎 真之介(やまざき しんのすけ) 声 - 家中宏 帝国陸軍少佐。霊力のみならず技師としても非常に優秀な頭脳の持ち主という文字通りの天才肌で、光武や神武、轟雷号、翔鯨丸といった花組の主戦力となる兵器を独力で設計している。降魔戦争の終盤の際に消息不明となり、後の葵叉丹である。藤枝あやめとは恋人関係にあった。 陸軍在任中は、「莫大な予算が掛かる」のを理由に、自らの設計した対降魔用兵器の案を上層部から採用されずにいたが、行方不明になった後に神崎重工やその令嬢である神崎すみれによって、遺された設計図を基に完成させ、帝国華撃団の創設にまで繋がっている。 愛刀は光刀無形(こうとうむけい)。 サクラ大戦シリーズの登場人物#葵叉丹一派も参照。 藤枝 あやめ(ふじえだ あやめ) 声 - 折笠愛 帝国陸軍中尉。部隊の紅一点で、山崎真之介とは恋仲にあった。 戦後、米田と共に帝国華撃団の結成に携わる。 愛刀は神剣白羽鳥(しんけんしらはどり)。 詳細は「帝国華撃団」を参照
※この「帝国陸軍対降魔部隊」の解説は、「サクラ大戦シリーズの登場人物」の解説の一部です。
「帝国陸軍対降魔部隊」を含む「サクラ大戦シリーズの登場人物」の記事については、「サクラ大戦シリーズの登場人物」の概要を参照ください。
- 帝国陸軍対降魔部隊のページへのリンク