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かんりょう-せい くわんれう― 0 【官僚制】
(2)硬直した形式の重視、権威主義的な傾向をもつ制度や機構を批判的にいう場合に用いられる語。
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官僚制
規模の大きい組織や集団における管理・支配のシステムで、合理的・合法的権威を基礎におき、安定性を確立した組織を指す。
組織論における官僚制を提唱したのは、マックス・ヴェーバーである。ヴェーバーによると、組織や集団での支配には2通りある。
①利害状況による支配:命令を聞くことが得なので従うという損得勘定に基づく支配
②権威による支配:命令権力と服従義務による支配。従うことが当然だという態度
これらを比較すると、②の方が支配は安定的なものになる。安定性を確立した組織である官僚制のためには、権威に対する正統性、つまり「合理的に定められた、規則による正当性に基づく権威」を基礎におくことが求められる。
また、近代国家・近代産業資本主義・軍隊など、近代組織の典型は合理的な官僚制となっており、その特徴は以下の3つに集約される。
①標準化:抽象的・一般的な規則に基づいて職務が遂行される
②階層性:権限のヒエラルキーが明確になっている
③没人格性:支配者も服従者も非人格的な秩序に服従し,制定された規則の範囲内で命令と服従がなされる
なお、行き過ぎた官僚制は、逆機能に陥る。具体的には、以下の3点である。
①訓練された無能:置かれた状況が変化しているのにもかかわらず、同じ行動パターンを繰り返してしまう
②目標の転移:規則を守ることが手段であったにもかかわらず、それが自己目的に変化する
③顧客の不満足:規則にのみ捉われて顧客のニーズに対応した行動がとられず、顧客の不満足を高める
■ 関連語
官僚制の逆機能
ウィキペディア |
官僚制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/11 07:37 UTC 版)
官僚制(かんりょうせい)は、比較的規模の大きい社会集団や組織における管理・支配のシステムである。- ^ しかし、このような官僚優位論に対しては、村松岐夫より、戦後の日本政治は官僚による支配というよりも自由民主党による政治主導の下で統治が行われているとの批判もある(詳細は政党優位論を参照)。しかし、自民党も政策決定において官僚に依存しているところから、政治家主導による統治が行われているとする主張にも疑問が提起されている。
- ^ パーキンソンの法則は、単なる官僚組織の非合理だけを指摘したものではない。例えば、議会における傾向の1つとして、演説や法案の修正などに多くの時間を費やしているが、これは単なる時間の浪費であって、実際には議会の中間派の票を獲得することが議決に大きく作用する(中間派の理論)という指摘もされている。パーキンソン(1996)p.p.39-40。
固有名詞の分類
官僚制に関連した本
- 官僚制批判の論理と心理 - デモクラシーの友と敵 (2011-09-25T00:00:00.000) 野口 雅弘 中央公論新社
- 日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ (中公新書) 飯尾 潤 中央公論新社
- 科挙と官僚制 (世界史リブレット) 平田 茂樹 山川出版社
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