あんざん‐がん【安山岩】
安山岩
安山岩(andesite)
閃緑岩に対応する噴出岩で、斜長石、角閃石、輝石からなり、色によって、黒雲母安山岩、角閃安山岩、輝石安山岩と区別される事もある。
緻密で堅硬なものは砕石に適し、広くその原石として採掘されている。ただ、吸湿性が高いもの、多孔質で比重の軽いものがあり、これらは砕石としては不適当である。安山岩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 14:38 UTC 版)
安山岩(あんざんがん、英: andesite)は、火成岩の一種。現在用いられている全岩SiO2量による火山岩の分類法のうち、国際地質科学連合の推薦する分類体系によれば、52〜57wt%が玄武岩質安山岩、57〜63wt%が安山岩と定義される。日本でよく用いられている分類体系は都城・久城(1975)によるもので、国際地質科学連合のものと同様に、縦軸にアルカリ量 (Na2O + K2O)、横軸にSiO2量をとっており、SiO2が53〜62wt%を安山岩としている。深成岩の閃緑岩に対応する。
- ^ Marc J. Defant; Mark S. Drummond (1990). “Derivation of some modern arc magmas by melting of young subducted lithosphere”. Nature 347: 662-665. doi:10.1038/347662a0. ISSN 0028-0836. NAID 80005544708.
安山岩
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