火山岩とは? わかりやすく解説

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かざん‐がん〔クワザン‐〕【火山岩】

読み方:かざんがん

マグマ地表または地表近く固結してできた火成岩急冷のため細粒結晶ガラス質になるが、地下成長した大き結晶含み斑状組織を示すものが多い。噴出岩

火山岩の画像
アイスランド・シングベトリル国立公園の火山岩

火山岩

読み方かざんがん
【英】: volcanic rock

岩漿がんしょう}が地表あるいは地表近く急冷固化した一般的に細粒ないしガラス状の組織呈する火成岩Read1944)によって定義。H. Rosenbusch の産状による火成岩分類一つである噴出岩とは厳密に区別され、火山岩には浅所への貫入岩含まれる。火山岩は、しばしば火山砕屑岩かざんさいせつがん}に移化するSiO2 量によって玄武岩安山岩流紋岩などに分けられるわが国では、火山岩がしばしば貯留岩になることがある

火山岩

火山岩とは地表または地表近くの場所で急激に冷却固結した岩石で、構成鉱物大粒結晶になるひまがなく一般に細粒である。また、結晶度低くガラス質部分が多い事がある

一般に岩石分類は、その成因により、火成岩堆積岩変成岩大別される火成岩は、高温マグマ冷却してできる岩石であり、冷却する場所、期間に応じて深成岩半深成岩噴出岩または火山岩に分類される

火山岩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/23 02:58 UTC 版)

火山岩(かざんがん、: volcanic rock)は、マグマ由来の岩石火成岩)のうち、火口近くで急激にマグマが冷えて固まったもの。多くは火山から噴出されてできるため、噴出岩(ふんしゅつがん、effusive rock)ということもある。対応する火成岩深成岩に比べ、岩石中の鉱物の粒が小さいことと、石基を持つ点が異なる。


  1. ^ a b c 周藤・小山内 2002, p. 8.
  2. ^ a b 榎並 2013, p. 56.
  3. ^ 「岩石蓄電 22年にも実用化 シーメンス、10社以上と覚書」日本経済新聞』朝刊2020年1月30日(企業3面)2020年2月23日閲覧


「火山岩」の続きの解説一覧

火山岩

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 05:21 UTC 版)

名詞

火山 かざんがん

  1. 火成岩のうち、マグマ地表近く急速に冷えて固まったもの。

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