じかた‐ちぎょう〔ヂかたチギヤウ〕【地方知行】
地方知行
地方知行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/31 03:21 UTC 版)
仙台藩では家臣に直接土地を支給する地方知行制の形態を採っており、それらは拝領形態により以下に分類される 城拝領-一国一城令以後幕府公認の城で、白石城の片倉氏のみが拝領している 要害拝領-一国一城令以後も中世以来の城郭をそのまま居館として拝領したもので、居館を中心に曲輪を配して櫓・土塁・石垣・堀を備えるなど、実質的には城と変わらない要害を拝領 所拝領-一国一城令によって破却された中世城郭の二ノ丸付近やその山麓に居館を構えたものや、町場の近くに新規に方形居館を造営したものが多い。居屋敷、家中・足軽屋敷、山林等のほか、町場を拝領 在所拝領-所拝領より町場を欠いたもので、平地に新規に居館を構えたもの。知行地内に居屋敷、家中・足軽屋敷、山林等を拝領 在郷拝領-知行所内に自前で居屋敷、家中・足軽屋敷を設置
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