白石城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 06:14 UTC 版)
白石城(しろいしじょう)は、宮城県白石市(陸奥国刈田郡白石)にあった日本の城(平山城)。別名益岡城(枡岡とも)。城は白石市指定史跡となっている[1]。中世の頃は白石氏(刈田氏)の居館だったと伝わる。戦国時代末期に城主が何度か変遷し、江戸時代には仙台藩家臣の片倉氏の城となった。九州の八代城などと並んで、江戸幕府の一国一城制の対象外とされて明治維新まで存続した[2][3]。現在ある三階櫓や門は1995年(平成7年)に復元されたものである[4]。続日本100名城(105番)に選ばれている[5]。
注釈
出典
- ^ 『白石市内の指定文化財』白石市HP
- ^ a b c 『宮城県の地名』125-126頁。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典4 宮城県』302-303頁。
- ^ a b c “歴史・沿革”(白石市文化体育振興財団)2019年11月23日閲覧。
- ^ “続日本100名城”(日本城郭協会)2019年11月23日閲覧。
- ^ a b c d 『白石城』1-2頁。
- ^ 『片倉小十郎の城 白石城跡発掘調査報告書』48頁。
- ^ a b 『片倉小十郎の城 白石城跡発掘調査報告書』45-49頁。
- ^ 『片倉小十郎の城 白石城跡発掘調査報告書』54-55頁。
- ^ a b c 『片倉小十郎の城 白石城跡発掘調査報告書』43頁。
- ^ 『白石城』51-53頁。
- ^ 宮城県史編纂委員会 1966, p. 89.
- ^ 宮城県史編纂委員会 1966, pp. 89–90.
- ^ 『片倉小十郎の城 白石城跡発掘調査報告書』39-40頁。
- ^ “復元までのながれ”(白石市文化体育振興財団)2019年11月23日閲覧。
- ^ “白石城災害復旧工事のお知らせ”(白石市文化体育振興財団)2019年11月23日閲覧。
- ^ 白石城の修復助太刀を 被害1億円超(2012年4月20日時点のアーカイブ):河北新報(2011年6月12日)
- ^ 白石城災害復旧工事が始まります(2012年4月19日時点のアーカイブ):白石市
- ^ 天守閣にベッド…気分はお殿様 お城に泊まる“城泊”スタート〈宮城〉 - FNN.jpプライムオンライン
- ^ 白石城で「城泊」 サンマリノ大使が体験ツアー | 河北新報オンラインニュース
- ^ “宮城・白石城 地震被害の復旧作業が始まる 壁に400カ所以上の亀裂”. khb東日本放送. 2023年3月14日閲覧。
- ^ “2度の地震で被害の白石城 11月から見学を再開”. 朝日新聞デジタル (2022年10月24日). 2023年3月14日閲覧。
- ^ “地震被害の白石城 8か月半ぶりに入館再開”. NHK. 2023年3月14日閲覧。
- ^ “2度の地震で大きな被害を受け復旧 宮城・白石城で見学を再開”. KHB東日本放送. 2023年3月14日閲覧。
- ^ 「しろいし郷土の夜話」 白石市商工観光課発行 1983年
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