三省堂 大辞林 |
ちぎょう ―ぎやう 0 1 【知行】
(1)事務をとること。職務を行うこと。
(2)平安時代、知行国を与えられ、国務を執り行うこと。
(3)中世、土地・財産を直接支配し、その用益権を行使すること。
(4)近世、将軍・大名が家臣に俸給として土地の支配権を与えること。また、その土地。
ちこう ―かう 2 【知行】
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知行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/07/20 11:33 UTC 版)
知行(ちぎょう)とは、日本の中世・近世において、領主が行使した所領支配権を意味する歴史概念。平安時代から「知行」の語が使用され始め、以降、各時代ごとに「知行」の意味する範囲は微妙に変化していった。日本の歴史上の領主はヨーロッパの農奴制における領主のように無制限に所領の土地と人民を私有財産として所有したのではなく、徴税権・支配権にかかわる一定の権利義務の体系を所持した存在であった。この体系が知行であり、日本史における領主階層のあり方を理解する上で、知行の概念の理解は欠かせない。
- ^ 「りょうち」という語は今日では「領する地」を意味する「領地」の表記が用いられることが普通だが、本来は「領する知行」を意味する語であり、「領知」の表記を用いるべきものであった。つまり、土地に対する支配権だけではなく、そこに所属する住民に対する支配権なども包含した概念なのである。
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