反作用トルクとは? わかりやすく解説

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【反作用トルク】(はんさようとるく)

reaction torque.

エンジンなど動力回転運動として取り出され時に生じる、回転力反作用
例え車輪前転させて前に進む機構は、同時に車体後転させようとする反作用トルクを生じさせる
これは機械動作不安定にする要素であるため、何らかの方法相殺しなければならない

乗用車など地上運用する機械は、機械そのもの重量地面抑え付ける事で反作用トルクを相殺する
従って、車両は安全限度超えた加速を行うと車輪跳ね上がり車体ごと縦に回って転倒する

航空機の場合「支え」がないため、何らかの方法アンチトルク発生させなければならない
レシプロエンジン場合重量をわざと左右不均等にし、反作用トルクと逆方向に傾くよう設計する
ヘリコプター場合メインローター反作用テイルローター相殺するのが一般的
従って、テイルローター故障すると反作用トルクで横方向錐揉み回転して墜落に至る。

動力機構複数搭載し個々機構互いの反作用トルクを打ち消し合うよう設計する事もある。
例えば、タンデムローター互いに逆回転する二枚ローターアンチトルクとして機能する

関連タンデムローター 二重反転ローター 





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