北極振動
ほっきょく‐しんどう〔ホクキヨク‐〕【北極振動】
北極振動(AO)
北極振動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 18:18 UTC 版)
北極振動(ほっきょくしんどう、英語:Arctic Oscillation:AO)とは、北極と北半球中緯度地域の気圧が相反して変動する現象のことである。テレコネクション(大気振動)の一種で、気温や上空のジェット気流流路等にも変化をもたらす。冬季にこの振動の幅が大きくなると、北半球の高緯度・中緯度地域で寒波やそれに伴う大雪、異常高温が起きる。
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- ^ a b 中村尚「北極振動」『天気』第49巻第8号、日本気象協会、2002年8月、 93-95頁。
- ^ 北半球中緯度帯に顕著な寒波をもたらした大気の流れについて 気象庁、2010年3月3日。
- ^ バンクーバーは「雪不足」、ワシントンは「大雪」の謎 産経新聞 iza、2010年2月15日。
- ^ 英国30年ぶり大雪、経済的損失は数千億円か AFP BBNews、2010年1月7日。
- ^ GEOPHYSICAL RESEARCH LETTERS, VOL.32, L22703, 2005[1]
- ^ K. LABITZKE,Meteor. Z., 2005[2]
- ^ GEOPHYSICAL RESEARCH LETTERS, VOL.32, L23817, 2005[3]
- ^ E.V. Ivanov et. al., QUASI-BIENNIAL OSCILLATIONS OF THE SOLAR MAGNETIC FIELDS[4]
- ^ Astronomy Reports, Vol.45, No.12, 2001, 1012.[5]
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