京小紋
京小紋 |
きょうこもん |
染色品 |
着物地、コート、羽織 |
京小紋の始まりは、基本となる型紙が作られた1200年前に遡ります。室町時代に起きた応仁の乱の後、様々な絹織物が生産されると辻ヶ花染や茶屋染が発達し、京都の堀川を中心として染色の職人町が出来ました。上杉謙信の紋付小紋帷子(もんつきこもんかたびら)や徳川家康の小花紋小紋染胴服(こばなもんこもんぞめどうふく)等は、小紋の技法を駆使して作られています。この頃に、防染糊を置いたあと引染めする小紋の技術が完成されました。 |
京都府 |
昭和51年6月2日 |
小紋は、武士の裃(かみしも)にあるような小さな文様を、一色で型染したものです。現代では、昔ながらの文字通り小さな文様で型染された小紋はもちろん、洋花等を思いきり大胆に図案化したものまで色々なものがあります。 |
小紋
京小紋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 00:57 UTC 版)
17世紀初頭の武士の裃を起源とする。明治初期に単色から彩色へと変化しながら京友禅と互いに影響しながら技法が完成された。基本的には単色染めで絹しか使わない江戸小紋に対して多色染めであり、様々な生地を用いる。一つ一つの柄も江戸小紋より大きく抽象柄より具象柄が多い。色調は落ち着きのある色合いである。
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