主人公達と仲間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 16:34 UTC 版)
コスモス 主人公。 「全き愛」を持っているとベイルにいわれた少年。 幼い頃に海からナヴランの家に流れ着き、ナヴランに育てられる。 3巻ではバール=ハッザトの力の増幅器である「目」を破壊して世界の洗礼を成し遂げるためネシャン各地を旅する。 ジョナサン・ジェイボック 主人公。スコットランドに住む少年。幼い頃重い病気にかかり、その後遺症で歩けなくなった。車椅子生活を余儀なくされている。とても頭が良く、不勉強な牧師を言い負かすほど弁が立つ少年。 ヨミ 「世界の風」号の船長カルデクの養子。背が高く痩せている青年。元は実の両親と共にダロム=マオスという街で暮らしていた。ダロム=マオスがテマナー軍に襲撃された際、両親とは生き別れになっている。3巻で両親と再会するまでテマナー軍に殺されたと思いこんでいた。 テマナー軍の将軍としてゼトアを激しく嫌っていたが、親の仇である将軍とゼトアは別人であることを知る。さらに、奴隷として売られた両親をゼトアが保護していたことがわかると、そのことをゼトアに感謝する。 ヨナタンの最初の旅の友。 ギンバール 背が低く、がっしりした体つきの青年。両親が海賊に捕まり、アジトに連行された後に生まれた子供。そのため、海賊として育った。「ギム(父親の名)の子」という意味。 ヨナタンの二人目の旅の友。空賊時代の色々な経験を生かしてヨナタン達をサポートした。 2巻でヨナタンを庇って一度死んだものの、ヨナタンの祈りによって復活した。それ故、「よみがえりし者」と呼ばれることとなる。また、この時、彼の胸には鷲のあざが残された。 2巻の最後でバルタンの娘シェリマと結婚しており、息子シェリバールと娘アイーシャの父となる。 フェリン セダン帝国の第二皇子。兄に第一皇子のボーマスがいる。 セディン宮殿に幽閉されたヨナタンがセダノールから脱出するのを手引きし、そのまま仲間になった。 剣術と弓術を得意とする。彼の愛剣はハシェベトの奇跡によって「バール・シェベト」となった。 バルタン セダン帝国の大商人。ナヴランと同じくカロジムの一員である。のちにギンバールの舅となる。 イェージル 名前の意味は「影の守り」。経験豊かなバルタンの隊商の長。 マーラ砂漠を横断するときは、ヨナタンのたちのよき協力者になった。 ガルモク ハル=レヴィヤタンのアケルダマ湖にあるバール=ハッザトの「目」を守っていた竜。当初は「目」の魔力に操られていたが、ヨナタンが「目」を破壊してからは自分を取り戻し、仲間となる。 バール=ハッザトにだまされて、一週間に一回アケルダマ湖の水を飲まないと生きられない体になっている。 セダノール攻防戦においては、戦いのさなかにヨナタンたちを乗せて飛来。炎を吐いて片っ端から闇の軍勢を打ち落とす活躍ぶりを見せた。
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