一一型(L2D2)
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本来の国産機はエンジンをオリジナルのライト・サイクロンから三菱製の金星四三型に換装(変更)したものであり、1941年(昭和16年)7月に完成、同年7月15日に初飛行を行なった。エンジンの他にも規格のメートル化、部品の材質、規格の日本標準規格化などの細かい改修を施したほか、洋上での長距離飛行に備え、航法を行う偵察員席と通信を担当する通信員席を操縦室の後方に設けている。この型は1941年(昭和16年)12月にD2号輸送機(L2D2)として制式採用されたが、1943年(昭和18年)に零式輸送機一一型と改称されている。昭和飛行機の生産力不足を補うため、この型に限り、ダグラス DC-2国産化の実績があった中島飛行機が生産に加わり、71機を生産している。 零式輸送機一一型の客席を撤去し、胴体の補強や揚降装置(ホイスト)の装備などを行い、胴体内に航空機用エンジン、胴体下にプロペラを搭載できるようにした型を零式貨物輸送機一一型(L2D2-L)という。
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一一型(J2M2)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 05:10 UTC 版)
「雷電 (航空機)」の記事における「一一型(J2M2)」の解説
十四試局戦改/試製雷電の生産型。生産途中から機首下部の潤滑油冷却器用空気取入口、翼内タンクに自動消火装置を追加。20 mm 機銃を二式30 mm 機銃に換装した機体も少数存在する。
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一一型 (P1Y1)
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「銀河 (航空機)」の記事における「一一型 (P1Y1)」の解説
高高度性能を向上させた誉一二型を装備した量産型。旋回機銃は機首、後部とも20mm。試作機では引き込み式だった尾輪を固定式に変更。後期の機体では風防形状を変更し、H-6型レーダーを追加した。後部旋回機銃を20mmから13mmに変更した一一甲型 (P1Y1a) も生産され、後部旋回機銃を動力式の13mm連装に変更した仮称一一乙型 (P1Y1b)、仮称一一乙型の機首旋回機銃を13mmに変更した仮称一一丙型 (P1Y1c) も試作された。
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