レイラペア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:24 UTC 版)
レイラ 声 - 宍戸留美 頭に二本の小さな角がある千年前の魔物の少女。紫を基調としたワンピースを着ている。クールで冷静沈着だが、子供っぽさや天然ボケな面も持ち合わせる。 服の胸部分にある三日月模様をスティックに変え、そこから様々な三日月による術を使う(スティックの先端は破壊されても再び生えてくる)。小柄な外見からダルモスやデモルトからは侮られていたが、デモルトの巨体を投げ飛ばすほどの怪力を持っており、機動力も高い。 心を操られているアルベールと本当のパートナーになれることを願い、ずっと彼に呼びかけ続けていた。ゾフィスの行いを悪と断じ、陰ながらもガッシュ達に手を貸す。その後、裏切りに気づいたゾフィスの暗示で再び石版に戻される恐怖を植えつけられてしまい、「月の石」に向かう途上の清麿達を攻撃してきたが、清麿らの呼び掛けとアルベールの涙によって石の恐怖に打ち勝った。デモルト戦においては再度清麿らを助け、「月の石」が砕けたことによりアルベールの精神操作が解けてからは、その真の力を発揮して勝利に貢献した。戦いの後、ガッシュ達に魔界の未来を託し、自らの意志で彼らに本を燃やしてもらう。別れ際にパートナーとして戦ってくれたアルベールに感謝を告げて彼の頬にキスし、ガッシュ達に激励を送りながら魔界へ帰っていった。 その後はクリア完全体との戦いでガッシュの金色の本の中に現れ、パムーン・ビクトリームと見事な連携を見せている。戦いの後はガッシュと同じ学校になるが、彼より二つ上の学年である。 実はビクトリームとは千年前から何故か縁があり、旅の最中に度々出会っては何だかんだと協力していた。 人気投票では初登場である第2回目では18位、第3回目では10位になっている(ちなみに千年前の魔物の中ではビクトリームの次に人気があり、順位もビクトリームのすぐ下に位置している)。呪文 1. ミグロン スティックから三日月状の光線を放つ。 2. ミシルド スティック先端の三日月が巨大化して盾になる。 3. オル・ミグルガ スティック先端の三日月が巨大化し、回転しながらブーメランのように飛んでいく。一度放った後もある程度動きを操作することが可能。 4. ラージア・ミグセン スティック先端の三日月が巨大化し、まっすぐに飛んでいく。 5. ミベルナ・マ・ミグロン レイラの最大呪文。26個(指示の際に出すアルファベットの数と同じ)の三日月を出現させ、それらを用いて戦う。三日月はレイラの指示により動かす三日月を定め、パートナーの掛け声に反応して動く。強力だが操られた心では扱えない複雑な術。ゲーム版では体の周辺にも三日月が回り、敵の攻撃から身を守る盾としても使える。回転(ロール) 三日月を回転させながら移動させる。 攻撃(ファイア) 三日月を爆発させる。 連結(コネクト) 三日月と三日月の間に光のラインを結ぶ。 収穫(ハーベスト) 連結で結ばれた光のラインを引き上げる。 6. ミベルナ・シン・ミグロン 「ミベルナ・マ・ミグロン」の強化版で「シン」の術の一つ。単独での効果は不明だが、パムーンの「ファルセーゼ・バーロン」と共にクリア完全体の全ての消滅弾の動きを停止させ、更にビクトリームの「シン・チャーグル・イミスドン」の発射台になった。魔界へ戻り魂だけの存在になったが、ガッシュの「自分達を助けたい」という思いを感じ取り、ガッシュを助けたいと思った時に、ガッシュの金色の本に現れた呪文。 アルベール 声 - 谷山紀章 千年前の戦いにおいて、レイラの本(青紫)の持ち主だった人間の子孫であり、現在の持ち主。金髪碧眼の青年。国籍は不明だが、名前からしてフランスである可能性が高い。レイラからは「アル」という愛称で呼ばれている。レイラ同様、クールで物怖じしない性格だが、今時の若者らしい面も持っている。 ゾフィスに心を操られ、元のパートナーの代役としてレイラに宛がわれていた(他の千年前の魔物と組まされた人間達も、一部を除き彼と同じ境遇である)。操られた状態にあっても、レイラの呼びかけや清麿達の声を受け取っており、彼らの力になれることを願っていた。レイラが石の呪縛に囚われそうになった際は、彼がレイラを想って流した涙が呪縛を解く切っ掛けとなっている。「月の石」が破壊されたことにより精神操作から解放され、デモルト戦においてレイラと抜群のコンビネーションを発揮した。戦いが終わった後は母国で平和な学校生活を送っている。 作者の短編集にある『玄米ブレード』にも同名のキャラクターが登場するが、関連は不明。
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