リピータ
リピータとは、(1)ネットワークにおいて伝送される信号を再生および中継するための装置のこと、あるいは(2)同じ物・同じ事を、繰り返して用いる人の総称である。
(1)【英】repeater
ネットワークにおいて伝送される信号を再生および中継するための装置のこと。伝送距離を延ばすため、あるいは分岐するために用いられる。LANではセグメント間の物理的な接続として表現される。
リピータは、OSI基本モデルでいう第1層(物理層)に当る、電気や光の信号を中継するものであるため、上位プロトコルに制約はない。ただし、信号を何段階ものリピータに通すと波形が歪んで解釈できなくなるため、使用数にはある程度の上限がある。10BASE-Tの登場以後、リピータハブが同様の機能を備えるようになり、リピータは実質上そこに吸収された。
(2)【英】repeater
同じ物・同じ事を、繰り返して用いる人の総称。ネットワークやコンピューターの分野では、同じ商品(ハードウェア・ソフトウェア)の新バージョンを固定的に購入し続けたり、あるいは特定のWebサイトを何度も来訪したりする人を指すことが多い。
リピータ
リピータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 14:54 UTC 版)
物理層をサポートする機器。物理信号を中継・再生し、ネットワークを延長する。
※この「リピータ」の解説は、「イーサネット」の解説の一部です。
「リピータ」を含む「イーサネット」の記事については、「イーサネット」の概要を参照ください。
リピータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 15:23 UTC 版)
「コンピュータネットワーク」の記事における「リピータ」の解説
リピータは、伝送路上の電子機器の一種で、信号を受信して、それを増幅するなどした上で送出する。これによって、信号はより長い距離まで到達可能となる。 リピータは物理的な信号を扱うものであり、その中身を解釈することはない。従ってOSI参照モデルで言えば、物理層で動作する機器である。
※この「リピータ」の解説は、「コンピュータネットワーク」の解説の一部です。
「リピータ」を含む「コンピュータネットワーク」の記事については、「コンピュータネットワーク」の概要を参照ください。
「リピータ」の例文・使い方・用例・文例
- リピータのページへのリンク