ヤシカエレクトロ35シリーズとは? わかりやすく解説

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ヤシカエレクトロ35シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 23:28 UTC 版)

ヤシカのカメラ製品一覧」の記事における「ヤシカエレクトロ35シリーズ」の解説

ろうそく1本の光でも写る」カメラ目指し長時間露出性能の高い電子シャッター使用絞り優先EE採用したライカ判EEカメラで、初期キヤノンの「キヤノネット」などシャッター速度優先EEカメラ中期以降小西六写真工業の「コニカC35シリーズなどコンパクトなEEカメラ事実上ライバル機となった自動露出機能持ったEEカメラブームの中で初め積極的に電池電源活用した設計採用機構簡略化信頼性の向上実現し世界で500台を販売した。F1.7の大口レンズ「ヤシノンDX/カラーヤシノンDX」と、2分という長時間露光から1/500秒の高速シャッター秒時まで備えコパル製「コパルエレク」電子シャッター搭載、暗い場所での撮影を得意とした。機体デザインGKインダストリアル研究所。「落として壊れない」がキャッチフレーズで、牛山善政社長自らテレビ出演してカメラ落として見せパフォーマンス披露し話題呼んだ電池はこのカメラのために作らせたといわれる高電圧出せるHM-4N積層水銀電池使用。 ヤシカエレクトロ351966年発売) - レンズ:YASHINON-DX 45mm/F1.7 シャッター速度:B・約30秒~1/500秒・ストロボ使用時1/30重量:約740g 電池:HM-4N型水銀電池 1個 ヤシカエレクトロ35プロフェッショナル1968年発売) - エレクトロ35ブラックモデル。 ヤシカエレクトロ35G(1968年発売) - Gは「ゴールドメカニカ」。基板電気接点にロジウムメッキに替え金メッキ採用し耐久性を向上、巻き上げレバー形状変更などもなされている。レンズ:YASHINON-DX 45mm/F1.7 シャッター速度:B・約30秒~1/500秒・ストロボ使用時1/30重量:約730g 電池:HM-4N型水銀電池 1個 ヤシカエレクトロ35GT(1969年発売) - エレクトロ35Gのブラックモデル。 ヤシカエレクトロ35GS(1970年発売) - エレクトロ35GのヤシノンDXレンズを新コーティング採用のカラーヤシノンDXレンズ換装レンズCOLOR YASHINON-DX 45mm/F1.7 シャッター速度:B・約30秒~1/500秒・ストロボ使用時1/30重量:約710g 電池:HM-4N型水銀電池 1個 ヤシカエレクトロ35GT(S)1970年発売) - エレクトロ35GSのブラックモデル。 ヤシカエレクトロ35CC(1970年発売) - 前年発売されコニカC35刺激を受け、ボディー小型化した設計変更機種で、シリーズ唯一35mm F1.8レンズ装備する電池は6Vの4LR44アルカリ積層電池を使うようになった。この機種用のコパルエレクシャッターは2枚羽根で、シャッターは1/250秒まで。ブラックのみでシルバーモデルは無い。レンズ:COLOR-YASHINON DX 35mm/F1.8 シャッター速度:LT8~1/250秒 重量:約550g 電池:4LR44アルカリ電池 1個 ヤシカエレクトロ35MC(1972年発売) - ゾーンフォーカス式を採用したシリーズ唯一の目測機種レンズはヤシノンDX40mmF2.8、小型化のためシャッターコパルEJ換装使用電池は4LR44。レンズ:YASHINON DX 40mm/F2.8 シャッター速度:LT4~1/500秒 重量:約365g 電池:4LR44アルカリ電池 1個 ヤシカエレクトロ35GSN(1973年発売) - エレクトロ35GSのホットシュー装備機種使用電池はHM-4N。 ヤシカエレクトロ35GTN(1973年発売) - エレクトロ35GSNのブラックモデル使用電池はHM-4N。 ヤシカエレクトロ35GL(1973年発売) - エレクトロ35GSNの小型化機種受光素子CdSからシリコンフォトダイオードに変更し、低輝度下での応答性飛躍的に高めた電池はHM-4Nに戻ったレンズCOLOR YASHINON-DX 40mm/F1.7 シャッター速度LT約4秒~1/500秒 重量:約680g 電池:HM-4N型水銀電池 1個 ヤシカエレクトロ35CCN(1973年発売) - エレクトロ35CCのマイナーチェンジ機種前面に「WIDE」のプレート付いている。レンズ:COLOR-YASHINON DX 35mm/F1.8 シャッター速度:LT8~1/250秒 重量:約550g 電池:4LR44アルカリ電池 1個 ヤシカエレクトロ35FC(1973年発売) - フラッシュとの連動重視しシャッターはコパルエレクではなく自社製を採用最高速を1/1000秒に向上した中級機種ブラックモデル輸出専用使用電池HM-Nレンズ:YASHINON DX 40mm/F2.8 シャッター速度LT約4~1/1000秒 重量:約430g 電池HM-N(NR52)型水銀電池 2個 ヤシカエレクトロ35GX(1975年発売) - シリーズ最終機種エレクトロ35GLをさらに小型にした。電池HM-N水銀電池を2個使う仕様になったレンズ:COLOR-YASHINON DX 40mm/F1.7 シャッター速度:4~1/500秒 重量:約580g 電池HM-N(NR52)型水銀電池 2個 ヤシカMG-1(1975年発売) - 海外向け作られた、エレクトロ35シリーズ事実上後継機種香港製なので厳密に日本からの“輸出モデルではない)。コンパクトカメラプラスティック化が一般化する直前最後機種となったエレクトロ35GS/GTNのレンズを45mmF2.8に変えた機種海外ではMG-1の後継機としてMG-2が販売されているが、プラスティック外装似ても似つかないものになっている

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