ヤシカミニスターシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 23:28 UTC 版)
「ヤシカのカメラ製品一覧」の記事における「ヤシカミニスターシリーズ」の解説
ライトバリュー式の露出調節方式が特徴の非連動露出計搭載の高級シリーズ。非連動露出計ではあるが、ライトバリュー露出計と機体の操作方法を理解すると「プログラム露出」と同等のコントロールが可能である。 ヤシカミニスター(1960年発売) - セレン露出計搭載の高級カメラ。レンズはヤシカ35/35YLから引き継がれた4群6枚のヤシノン45mmF1.9または4群5枚のヤシノン45mmF2.8を固定装着する。シャッター速度1~1/500秒のコパルSVLシャッター搭載。露出計の表示数字に合わせてレンズ鏡胴部の露出ダイヤルを手動で操作するライトバリュー式で、露出ダイヤルとシャッター速度ダイヤルの連動機構を持つ。 ヤシカミニスターII(1962年発売) - ボディダイカストをリンクス1000と共通化している。レンズは3群4枚になった。 ヤシカミニスターIII(1963年発売) - 露出計受光部がリング型になって、フィルターの露出倍数を自動修正できるようになった。 ヤシカミニスターD(1964年発売) - CdS露出計を搭載。ヤシノン45mmF1.8のモデルとヤシノン45mmF2.8のモデルがある。 ヤシカミニスター700(1964年発売) - ミニスターDのレンズがヤシノン45mmF1.7になったマイナーチェンジ機種。 ヤシカ Electro M5(発売年不明) - ミニスター系の最終モデル。北米のみで販売。電子化されていて、ミニスター3とミニマチックELを融合させたようなスペック。
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