マニホールド
内燃機関の吸気もしくは排気を行う際などに用いられる部品で、1本の管から複数本の管が分岐する構造を持った気筒のこと。
マニホールドのうち、多気筒エンジンの各気筒へと均等に空気を送り込むためのものは、インテークマニホールドと呼ばれる。また、各気筒からの排気を1本の管(マフラー)に集めるために使用されるマニホールドは、特にエキゾーストマニホールド(エキマニ)と呼ばれる。
エキマニのうち、管の長さをすべて等しく揃える目的で、部分的に管が不自然に曲がりくねったようになっている状態を「タコ足」と呼ぶ。
なお、「マニホールド」の意味としては、一般的な英語として「多くの」「多岐にわたる」などの意味があり、数学用語としては「多様体」と訳される他、金型を用いた成形加工においては樹脂を流し込む(ランナーになる)部分を指す。
マニホールド
多気筒エンジンにおいて、吸気を配分するように枝管(岐管)を設けたり、複数の排気ポートからの排気を集合させたりするパイプの形状。多くの穴をもつ管という意味でマニホールドと呼ぶ。とくに排気管の場合は、ほかのシリンダーからの排気のエネルギーを利用して掃気を促進するため、多岐管にすることは有利になる。
参照 インテークマニホールド、エキゾーストマニホールド、高効率排気マニホールドマニホールド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/24 15:29 UTC 版)
マニホールドまたはマニフォールド(Manifold)とは、物事の多面性・多様性を意味する英語。
- 1 マニホールドとは
- 2 マニホールドの概要
「マニホールド」の例文・使い方・用例・文例
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