ニンテンドーDSiメニュー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 04:33 UTC 版)
「ニンテンドーDSi」の記事における「ニンテンドーDSiメニュー」の解説
ニンテンドーDSi(LLも含む)を起動すると、ニンテンドーDSiメニューが表示され、DSiに内蔵されている機能や追加したDSiウェアのアイコンが横一列に一覧表示される。ソフトは最大40種類まで表示(搭載)可能。ただし、●印が付記されている8種類の機能・内蔵ソフト(購入時は非表示である『ニンテンドーゾーンビューア』も含む)は削除することができないため、ユーザーが後から追加できるソフトの数は実質32種類までとなる(『ニンテンドー3DSへの引っ越し』をダウンロードした場合は削除できなくなり、31種類となる)。ソフトの並べ替えはタッチペンやボタン操作によって自由に可能。ソフトの削除は本体設定内の「ソフト管理」の項目で可能。 購入時は以下の機能・内蔵ソフトが表示されている。 本体設定 ● 本体の各種設定を行う項目。 Wi-Fi対応ソフトのみで可能だったWi-Fi設定がDSi本体設定に入っており、対応ソフトを差さなくても設定可能になり、DSi専用の上級者向けの設定も出来る。 DSおよびDS Liteにはなかった設定や項目が追加されている。また、DS・DS Liteでは設定終了後に電源を切る必要があったが、DSiでは本体更新時・初期化時以外はDSiメニューに戻るようになった。 DSカード ● 本体に差し込んだDSカード(DS専用ソフト・DSi対応ソフト・DSi専用ソフト)を起動する項目。 なお、ニンテンドーDSiでは差し込んでいるDSカードのソフトをプレイしている時以外なら、電源を切らずにDSカードを抜き差ししても認識されるようになった。ニンテンドーDSiメニューを表示しているときにDSカードを挿入すると、自動的にこのDSカードのアイコンが選択された状態になる。 DSi対応またはDSi専用ソフトを差していると、ソフトのアイコンがDSiウェアのようにアニメーションする。 DSダウンロードプレイ ● ワイヤレス通信を使ってソフトをダウンロードして遊ぶ項目。無線通信設定がOFFの時は開始できない。 DSおよびDS Liteに内蔵されているものと同様の機能。 ピクトチャット ● ワイヤレス通信機能を使って画像チャットをするソフト。無線通信設定がOFFの時は開始できない。 DSおよびDS Liteに内蔵されているものと基本機能は同様だが、DSiではレインボー色で描くことが出来るレインボーペンが追加された。DSiでレインボーペンで描いた画像は従来機種でもレインボー色で表示される。 ニンテンドーDSiカメラ ● DSiに搭載されているカメラで写真を撮影するソフト。 11種類のカメラモード・編集機能によって写真で遊ぶことができる。 本体バージョン『Ver.1.4J』で、ネットワークに接続して撮った写真をSNSサイト「Facebook」に直接アップロードする機能が追加された(この機能は2014年1月30日に終了)。 ニンテンドーDSiサウンド ● SDメモリーカードに入っているAAC形式の音楽ファイルを再生するためのソフト。パソコンを使ってm4aの拡張子に変換して音楽ファイルを収録させる必要がある。 SDメモリーカードが無くても、マイクで声を最大10秒まで録音していろんな機能で遊ぶことが出来る。録音データは最大18個まで本体保存メモリに保存される。また、この録音データはDSi専用やニンテンドーDSiウェアの対応ソフトで使用することが出来る。 カラオケ機能や再生速度変換機能、アフレコ機能も搭載。 プレイやんや写真チャンネル (1.0) とは異なり、MP3形式の音楽ファイルには対応していない。また、DRMがかかっている音楽ファイルはAAC形式であっても再生できない。 なお、対応ファイル形式に関するサポートは任天堂側では一切受け付けていない。 ニンテンドーDSiショップ ● ニンテンドーDSiウェアを購入・ダウンロードするためのソフト。無線通信設定がOFFの時は開始できない。 2008年11月1日にサービスを開始した。本体を更新すると利用可能になる。 2016年9月30日以降、ポイント追加やニンテンドーDSiウェアの購入など順次サービス終了予定。 ニンテンドーゾーン ● 2009年6月19日に開始された「ニンテンドーゾーン」のサービスを利用するためのソフト。無線通信設定がOFFの時は開始できない。 このソフトは購入時は非表示で、ニンテンドーゾーン内に入った状態で初めて電源を入れた際に表示される。以降、ニンテンドーゾーンのサービスを利用していない時でも表示されたままになり、起動も可能(非表示には出来ない)。ただし、無線通信設定がOFFの状態では起動できない。 DSとDS Liteの場合はDSダウンロードプレイでダウンロードする必要があるが、DSiでは本体に内蔵されているのでダウンロードせずにすぐに始めることができる。 DSi版のニンテンドーゾーンビューアにはメモ機能があり、手書きメモ・画面メモ・写真メモの3種類のメモを作成することができる。作成したメモは保存領域の範囲内であれば本体保存メモリに保存され、電源を切っても保持される。このメモ機能はニンテンドーゾーン以外の場所でも使用可能。 ニンテンドーDSiブラウザー 2009年秋以降に出荷されているDSiおよびDSi LLに最初からダウンロード済みで搭載。それ以前に出荷された本体の場合や削除した場合は『ニンテンドーDSiショップ』でダウンロード可能(価格は無料)。 内容は『ニンテンドーDSiショップ』で配信されているものと同じ。無線通信設定がOFFの時は開始できない。 うごくメモ帳 2009年秋以降に出荷されているDSiおよびDSi LLに最初からダウンロード済みで搭載。それ以前に出荷された本体の場合は『ニンテンドーDSiショップ』でダウンロード可能(価格は無料)であったが現在はDSiショップの終了に伴い購入不可となり、削除を行った場合は過去に購入したことのある本体からを除いて再ダウンロードすることが出来なくなった。そのためダウンロード済み本体で削除を行うと初期化を行わない限り再度このウェアを起動させることが出来ない。 内容は『ニンテンドーDSiショップ』で配信されていたものと同じ。
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