ドレス系オイスターモデルとは? わかりやすく解説

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ドレス系オイスターモデル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 03:41 UTC 版)

ロレックス」の記事における「ドレス系オイスターモデル」の解説

バブルバック (Bubble Back) 自動巻機械にはローターがあるため、その草創期かなり厚さがあり、ぷっくりと泡状に膨らんだ形状の裏使用して収納しており、その形状からこう呼ばれていた。1930年代から1950年代製品がこれに当てはまり、後には膨らみ小さくなったセミバブル形状になり、1960年代になると消滅したカバード バブルバックベルト取り付け部をカバーしたモデル俗称。フーデット、スカーデットとも称するバイスロイ (Viceroy) 特徴的なケース形状モデルプレシジョン (Precision) 英語で「精密」の意味だが特に高精度機械搭載しているわけではないロレックス場合クロノメーター取得していないモデル場合にこの言葉文字盤記載する例があった。 エアキング (Air-King) 時針分針秒針三針式、直径34mm、ノンデイトで最もシンプルなモデル長らくノンクロノメーターで廉価版モデル位置づけであったが、現行モデル全ての製品クロノメーター認定受けている。ペットネームとしては1940年代から続く現在のロレックス最古モデルで、ケース素材ステンレス用いている。2016年に40mmの116900が出てくるまでは、同社製品中でもっとも廉価なものであったエアキングデイト (Air-King Date) エアキングカレンダー装備したモデル1950年代後半から1970年代頃迄販売されたが極めて数が少ない。 オイスター・パーペチュアル・デイト (Oyster Perpetual Date ) 1945年発売三針式、直径34mmで、3時位置日付のあるモデル前出エアキングデイト付に相当する風防日付拡大するためのサイクロプスレンズがついている現行モデルでは全ての製品クロノメーター認定受けている。同様に日付搭載するデイトジャストとの違いは、本来深夜12時を回ると瞬時日付が変わる機構搭載しているか否かよるものであったが、1970年代からデイトジャスト同様のキャリバー搭載しているため、両者の違いケース大きさだけになったケースには主にステンレス用いられるが、一部貴金属用いたモデルがある。 オイスター・パーペチュアル (Oyster Perpetual) 三針式、直径36mm。日付機能なし。後述デイトジャスト日付なしモデル相当する現行モデル全ての製品クロノメーター認定受けている。2015年に39mmが登場したデイトジャスト (Datejust ) 1945年11月発売午前0時を境に日付一瞬替わるデイトジャスト機能」が有名だが、1957年にCal.1036を搭載するまで日付瞬間切り替え機構搭載していなかった。1970年代からオイスター・パーペチュアル・デイト瞬間切り替えとなり差はなくなっている。ロレックスでは一番販個数が多いフラッグシップモデルで、ロレックス考案もしくは改良した最新機構優先してこのモデル搭載されることが多い。防水性優れたステンレスをくり抜いたオイスターケース」、自動巻き機構である「パーペチュアル機能」、午前0時日付一瞬替わるデイトジャスト機能」を同時に搭載した初めての時計三針式、3時位置日付のあるモデルで、直径36mm。ボーイズサイズ(直径31)やレディースサイズ(直径26)もある。日付部分を約2.5倍の大きさ拡大する「サイクロプスレンズ」が付いており、現行モデルは全製品クロノメーター認定受けている。ケースステンレスの他に、ホワイトゴールドイエローゴールドピンクゴールドロレックスでは「エバーローズゴールド」と呼んでいる)等の貴金属多く用いられる文字盤バリエーションもバータイプ、ローマ数字タイプダイヤモンド入りタイプなど数多く近年花柄文字盤制作された。素材文字盤組み合わせ百種以上にも及ぶ。現行Ref.116234他、Cal.3135。また1990年代までクォーツ式の物も生産されていた(Ref.17013他、cal.5035)。自動巻き式とはケースクォーツ式角ばった形をしている)やブレスレット形状異なる。現行モデルではヒゲゼンマイはパラクロム製になっているが、レディース一部モデルシリコンヒゲゼンマイ搭載されているモデルがある。 デイトジャストII (Datejust II ) 2009年発売デイトジャストケース径を一回り大き直径41mmとしたモデルムーヴメント耐衝撃機構「パラフレックス」を搭載している。 デイデイト (Daydate) 三針式、3時位置日付があり、12時位置曜日表示があるモデル直径36mm。デイトデイトジャスト同様に日付にはサイクロプスレンズがついているケース及びブレスレットにはすべて貴金属もちいており、文字盤宝石はまっているモデルもあり同社製品中で一般にもっとも高価なプレステージモデルである。デイトジャスト同様、僅かながらクォーツ式モデルもある(Ref.19018他、cal.5055)。現行モデルすべての製品クロノメーター認定受けている。 デイデイトII (Daydate II) デイデイトケース径を一回り大き直径41mmとしたモデルスカイドゥエラー (Sky-Dweller) GMTマスターIIの上機種で、GMT機能の他に年次カレンダー装備している。ベゼル回転させることによって時針分針GMTカレンダー操作切り替えることができる。デイデイトと同様、貴金属モデルのみの展開。

※この「ドレス系オイスターモデル」の解説は、「ロレックス」の解説の一部です。
「ドレス系オイスターモデル」を含む「ロレックス」の記事については、「ロレックス」の概要を参照ください。

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